Research Institute for Sustainable Humanosphere

第363回生存圏シンポジウム
RISH電波科学計算機実験シンポジウム(KDKシンポジウム)

開催日時 2018(平成30)年2月19日(月)14:55–18:00~20日(火)9:20–12:00
開催場所 京都大学生存圏研究所木質ホール 3階
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 大村善治 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
ミッション3 宇宙生存環境
関連分野 生存科学計算機実験分野。

概要

A-KDK全国共同利用で得られた研究成果の発表だけでなく、生存圏科学の発展において数値シミュレーションがどのような役割を果たすことができるか、生存圏科学の中のどのような分野において数値シミュレーションが求められているかを議論する機会を提供した。

目的と具体的な内容

A-KDK全国共同利用は宇宙圏・大気圏の電波科学および生存圏科学に関連した大規模計算機実験研究を主体とし、生存圏研究所ミッション1(環境計測・地球再生)および3(宇宙環境・利用)が関連している。KDK専門委員会で採択した研究課題の成果発表の場であるとともに、宇宙プラズマ、超高層・中層大気中の波動現象、宇宙電磁環境をはじめ生存圏科学に関する計算機実験等の講演も広く受け付け、最新の知見と情報を交換する場とする。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

計算機性能の大幅な向上と相まって、数値シミュレーションは様々な研究分野において重要な研究手法の一つとなり、複雑な人類生存圏の正しい理解と問題解決にとって不可欠なものである。本シンポジウムは、個々の研究課題成果の発表だけでなく、生存圏科学の発展において数値シミュレーションがどのような役割を果たすことができるか、また、生存圏科学の中のどのような分野において数値シミュレーションが求められているかを模索、議論する絶好の機会であり、生存圏科学の推進という観点からも重要であると考える。

プログラム

2月19日 月曜日

14:55–15:00 開会の辞
15:00–15:20 銭谷誠司
有限体積型磁気流体コード:OpenMHD
15:20–15:40 三宅洋平、桐山武士、佐々木紫、Nizam Ahmad、臼井英之、西野真木
小型天体・宇宙プラズマ相互作用過程の粒子シミュレーション
15:40–16:00 寸村良樹、佐伯拓哉、三宅洋平、中島浩
メニーコア型クラスタ向け高効率プラズマ粒子シミュレータの開発
16:00–16:20 蔡東生
Global Structure of Magnetosphere in Northward Interplanetary Magnetic Field: Magnetic Reconnection, Kelvin-Helmholtz Vortices, Karman Vortex Street, Vortex breakdown, Coherency
16:20–16:40 Kazem Ardaneh
Direct Collapse to Supermassive Black Hole Seeds with Radiation Transfer: Cosmological Simulations
16:40–17:00 山本衛、水野遼、斉藤享、齊藤昭則
GEONETデータに基づく日本上空の電離圏電子密度分布の3次元トモグラフィー解析
17:00–17:20 藤田茂、村田友香、小山崇夫、馬場聖至、藤井郁子、陣英克、品川裕之、三好勉信、藤原均
GAIAで計算されるSq磁場変動と観測の比較
17:20–17:40 中村紗都子、海老原祐輔、後藤忠徳、藤田茂
FDTDを用いた地磁気誘導電流(GIC)のモデル計算
17:40–18:00 菊池崇、海老原祐輔、橋本久美子、亘慎一
中緯度地磁気誘導電流の周期依存性

2月20日 火曜日

09:20–09:40 久保田結子、大村善治
Relativistic electron acceleration via nonlinear interactions with whistler-mode chorus emissions
09:40–10:00 岩本尚大、古本淳一、東邦昭
コヒーレント・ドップラー・ライダーと数値予報モデルによる局地的豪雨の再現実験
10:00–10:20 中村雅夫
大規模磁気リコネクションにおけるホール磁場の影響
10:20–10:40 清水徹、近藤光志
テアリング不安定性に関するLoureiro理論の検証
10:40–12:00 ポスターセッション

  1. 永井宏樹、星賢人、小嶋浩嗣、山川宏、村中崇信
    宇宙機電位の変動を考慮したイオンスラスタの電荷中和解析
  2. 星賢人、小嶋浩嗣、山川宏
    宇宙機帯電計算用マルチグリッドFullPICコードの開発
  3. 疋島充
    極低VLF帯における波動励起のための計算機実験
  4. 野儀武志、大村善治
    Two-dimensional simulation of Whistler-mode triggered emission
  5. Yikai Hsieh and Yoshiharu Omura
    Nonlinear damping of oblique whistler mode waves through Landau resonance
  6. 成行泰裕
    非局所的な散逸項を含む非線形磁気流体波モデルの数値実験
  7. 能崎航太朗、今村優佑、藤野貴康
    電磁力を利用した惑星突入時の熱防御技術に関するMHDシミュレーション
  8. 西村勇輝、清水徹
    テアリング不安定性に関するFKR理論の検証
  9. 沖知起、臼井英之
    弱磁場天体と太陽風の相互作用に関する全粒子シミュレーション
  10. 栗栖一樹、海老原祐輔、中村紗都子
    地磁気誘導電流のシミュレーション
  11. 岩井亮憲、酒井道、大村善治
    Propagation of waves in a composite of negative permittivity plasma and negative permeability metamaterial
  12. 中野祥
    宇宙機推進用イオンビームの電磁環境に関する格子多階層型粒子シミュレーション

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2017年12月5日作成,2018年3月2日更新

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