Research Institute for Sustainable Humanosphere

第361回生存圏シンポジウム
第3回微細気泡研究会
The 3rd International Seminar of Nano bubble Science Program

開催日時 2017(平成29)年12月6日(水)~8日(金)
開催場所 東京大学 弥生アネックス
主催者 二瓶直登 (東京大学大学院農学生命科学研究科)
申請代表者 二瓶直登 (東京大学大学院農学生命科学研究科)
所内担当者 上田義勝 (京都大学生存圏研究所宇宙圏航行システム工学分野)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
関連分野 生存圏科学。

概要

今年3回目となる生存圏シンポジウム「第3回微細気泡研究会」を、東京大学において開催した。今年度は国際シンポジウムとして開催し、中国・同済大学のPan Li准教授、京都大学iCeMsのDaniel Packwood講師を招いて、国際共同研究としての議論を行った。

目的と具体的な内容

近年、国際標準化が進みつつあるマイクロメートル・ナノメートルサイズの微細気泡は、ファインバブル、ウルトラファインバブル(ナノバブル)と呼ばれ、国内外で活発な研究が進んでいる。我々は2011年度より、微細気泡技術に着目し、その原理究明のための研究を生存圏新領域研究として行い、また生存圏シンポジウムとして勉強会を開催してきた。今年度においては、国際研究としてさらに発展をさせるため、国際シンポジウムとして開催し、招待講演者として中国・同済大学のPan Li准教授を招き、中国での微細気泡研究の最新の研究状況と課題を紹介して頂いた。また、京都大学・iCeMsのDaniel PackWood講師には、本研究会でまだ不十分であった理論的な解析手法について、計算機を用いた微細気泡の安定性解析、最適化理論の構築の可能性について、一緒に議論を進める事が出来た。

今回のシンポジウム参加は、12月7日開催の研究会では、招聘者の他、京都大学、東京大学、千葉工業大学、東京理科大学、高知工業高等専門学校、企業関係(株式会社フジタ)からの参加があった。研究会全体のアドバイザとしては、京都大学の芹澤名誉教授、吉川名誉教授、東京大学の大下名誉教授と3名の参加もあり、活発な議論を深く行う事が出来た。また、シンポジウム開催の前後に、東京大学の環境地水学研究室の見学と研究・実験に関する議論(12月6日)、千葉工業大学の生活圏環境研究室での見学・議論(12月8日)なども当時に開催することができ、これまでの微細気泡研究会の中では最も人数の規模が大きい開催とすることが出来た。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

水と気体を用いる事で簡易に生成が出来る微細気泡技術は、生存圏においての応用利用可能性は非常に高く、特に環境面での研究が活発に進められている。本研究会では融合研究としての側面も非常に大きい。参加研究者の専門は、農学、工学、情報学、環境学など幅広く、それぞれの研究者が一堂に会してじっくり議論を進めることが出来た事は、非常に意義のある研究会であったと考える。また、今後のコミュニティ発展の可能性としては、来年度は2つの大きな国際シンポジウム開催(中国・上海と、日本・岩手)もある事から、その会合に向けて各分野からの研究成果を、シンポジウム参加者が共同で発表する事も考えて居る。さらに大型予算申請については、既にタイの共同研究者と二国間協定による微細気泡研究の申請を行っている他、日本・タイ・中国の3カ国での今後の国際研究活動についての可能性を、今後も積極的に検討していくことで合意し、これからの微細気泡研究の活動をより発展させていく。

Nanobubbles 2018 (中国 上海)
http://nanobubble.org/dms/lxfs/47.jhtml

The 3rd International Symposium on Application of High-voltage, Plasma & Micro/Nano Bubble to Agriculture and Aquaculture (ISHPMNB 2018) (日本 岩手)
http://ishpmnb2018.sgk.iwate-u.ac.jp/

Program (Presentation Language: Japanese or English)

6/December (Wednesday)

13:00–16:00 Laboratory tour (The University of Tokyo) and
Local meeting for nanobubble science mission I

7/December (Thursday)

Chairman: Yomei Tokuda (Shiga University)
10:00–12:00 Local meeting for nanobubble science mission II
12:00–13:00 Lunch
13:00–13:10 Opening
Naoto Nihei, The University of Tokyo
13:10–14:00 “Applications of fine bubble technology in the field of water treatment”
Pan Li, College of Environmental Science and Engineering, Tongji University
14:00–14:50 “Controlled nano bubble formation via theory-experiment Collaboration”
Daniel Packwood, iCeMs, Kyoto University
14:50–15:05 Tea Break
15:05–16:55 Elevator speech by participant (10 minutes by each participant)
16:55–17:25 Discussions for future research
17:25–17:30 Closing Remark
Yoshikatsu Ueda, RISH, Kyoto University

8/December (Friday)

10:00–12:00 Laboratory Tour and discussion (Chiba Institute of Technology)

Symposium-0361a Symposium-0361b

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2017年10月16日作成,2017年12月11日更新

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