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第315回生存圏シンポジウム
第9回生存圏フォーラム総会・特別講演会

更新日: 2016/06/27

開催日時 2016(平成28)年6月4日 (土) 13:30–17:20
開催場所 京都大学宇治おうばくプラザ きはだホール
主催者 生存圏フォーラム委員会
申請代表者 山川宏 (京都大学生存圏研究所宇宙圏航行システム工学分野)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
ミッション3 宇宙生存環境
ミッション4 循環材料・環境共生システム
ミッション5 高品位生存圏
関連分野 生存圏科学。

概要

持続的発展が可能な生存圏を 構築していくための基盤となる「生存圏科学」を幅広く振興し、 総合的な情報交換・研究者交流を促進することを目的として、生存圏フォーラム会員が参加する総会および一般に公開された特別講演会を開催した。

目的と具体的な内容

生存圏科学コミュニィティーの発展、研究者相互の情報共有と発信を目的とした「生存圏フォーラム」の第9回総会が2016(平成28)年6月4日(土)13時に開催され、事業報告、役員改選、事業計画の議案が審議された。

会員数は前年の729名から2015(平成27)年度は746名となり、その中から、2014(平成26)年度、2015(平成27)年度に引き続き、2016(平成28)年度の会長として、佐々木進氏(JAXA名誉教授)、副会長として、服部順昭氏(東京農工大学名誉教授)、松村竹子氏(有限会社ミネルバライトラボ取締役)が選ばれた。また、3人目の副会長は、2015(平成27)年度の津田敏隆氏(前生存圏研究所所長)に代わり、渡辺隆司氏(生存圏研究所所長)が選ばれた。運営委員長は2014~2015(平成26~27)年度の山川宏氏から2016(平成28)年度は篠原真毅氏に代わった。所内の運営委員は4名全員が交代し、所外の運営委員5名に変更は無かった。

引き続き15時から、生存圏フォーラム特別講演会(生存圏シンポジウムとして開催)が行われ、各界で活躍される方々による魅力あふれる以下の4つの講演で構成された。「電子レンジdeサイエンす! —機能性発光錯体とマイクロ波化学の研究」(ミネルバライトラボ取締役 松村竹子氏))、「循環型固体水素源燃料電池の開発」(京都大学工学研究科教授 平尾一之氏)、「酵素進化からみた多様な植物特化代謝」(サントリー グローバルイノベーションセンター主任研究員 小埜栄一郎氏)、「地球システム科学で考える環境問題」(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授・芦生研究林長 伊勢武史氏)。どの講演も生存圏科学の未来の可能性を示すものであり、活発な議論が行われた。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

生存圏フォーラム自体が、持続的発展が可能な生存圏(Sustainable Humanosphere)を 構築していくための基盤となる「生存圏科学」を幅広く振興し、 総合的な情報交換・研究者交流を促進することを目的としている。生存圏フォーラムの会員参加による総会、および、一般に公開される特別講演会を実施することで、生存圏科学のコミュニテイの形成に貢献した。生存圏フォーラムの会員数自体は前年度の729名から、1年間のメール等による加入への働きかけもあり、746名に増加した。一方で、総会参加者は、 初めて50名を割り込んだ形となった。特別講演会の参加者数については、過去で3番目に多かった。

・第9回総会・特別講演会の参加者数
総会出席:46名、講演出席:113名、懇親会:43名

(参考)
第1回平成20年:フォーラム設立総会 出席者数 164名
第2回平成21年:総会:82名、特別講演会: 89名、懇親会:51名
第3回平成22年:総会:78名、特別講演会: 89名、懇親会:46名
第4回平成23年:メール総会、特別講演会:120名、(懇親会なし)*注1
第5回平成24年:総会:58名、特別講演会: 78名、懇親会:34名
第6回平成25年:総会:56名、特別講演会: 76名、懇親会:42名
第7回平成26年:総会:56名、特別講演会:108名、(懇親会なし)*注2
第8回平成27年:総会:52名、特別講演会:135名、懇親会:28名
第9回平成28年:総会:46名、特別講演会:113名、懇親会:43名

*注1 第4回は角田先生追悼シンポとして開催。
*注2 第7回は生存研10周年記念式典と同日開催。

プログラム

第9回生存圏フォーラム総会

13:00 受付
13:30–14:30
  1. 会長挨拶
  2. 議長選任
  3. 報告事項
    • 役員及び運営委員改選
    • 事業計画

特別講演会

15:00–15:05 ご挨拶
15:05–15:35 「電子レンジdeサイエンす! —機能性発光錯体とマイクロ波化学の研究」
ミネルバライトラボ取締役 松村竹子氏
15:35–16:15 「循環型固体水素源燃料電池の開発」
京都大学工学研究科教授 平尾一之氏
16:15–16:45 「酵素進化からみた多様な植物特化代謝」
サントリーグローバルイノベーションセンター主任研究員 小埜栄一郎氏
16:45–17:20 「地球システム科学で考える環境問題」
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授・芦生研究林長 伊勢武史氏
17:30–19:30 懇親会(おうばくプラザ レストランきはだ)

Symposium-0315
ポスター PDF ファイル (177 722 バイト)
ポスター制作: 柳川綾 (京都大学生存圏研究所)

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2016年4月5日作成,2016年6月27日更新

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