Research Institute for Sustainable Humanosphere

第305回生存圏シンポジウム
DOL(居住圏劣化生物飼育棟)/LSF(生活・森林圏シミュレーションフィールド)全国・国際共同利用平成27年度研究成果発表会

開催日時 2016(平成28)年2月22日(月)13:00–17:00
開催場所 京都大学生存圏研究所木質ホール3階
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 吉村剛 (京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野)
関連ミッション ミッション 1 (環境計測・地球再生)
ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 生存圏科学、木材保存学、昆虫生態学、微生物生態学、森林生態学、居住圏環境学。

目的と具体的な内容

本研究集会は、DOL/LSF全国・国際共同利用研究課題として平成27年度に採択された16課題について、その研究成果を報告し、種々の分野の専門家とのディスカッションによって、より発展・深化させることを目指して行われたものである。

京都大学生存圏研究所における全国・国際共同利用研究をより一層発展させるためには、共同利用研究を実施している研究者どうしが互いの研究成果について真摯に討論しあい、研究の深化とネットワーク化を進めることが必要である。本シンポジウムでは16課題の研究成果が報告され、各課題の将来の方向性や共同利用のありかたについて討論された。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

本研究集会では、DOL/LSF全国・国際共同利用研究課題として平成27年度に採択された課題について、その研究成果を報告し、種々の分野の専門家とのディスカッションによって、より発展・深化させることを目指している。

このことによって、木質科学、微生物工学、生態学などにおけるコミュニティー全体の研究の発展をサポートすることができるとともに、異分野の研究者との交流によって、新しい研究テーマの発掘や創成に結びつくことが期待される。また、研究課題には多くの学生も参加しており、本研究集会への参加及び発表については、教育的効果も大きい。

上述した通り、DOL/LSF全国・国際共同利用研究は、木質科学、微生物工学、生態学などの多くのの研究分野にわたっており、本報告会の開催によって異分野との融合による新しい研究テーマの発掘につながることが大きく期待される。

これらの研究分野における新しい融合的研究課題の創成は、まさに生存圏研究所が主導してきた生存圏科学そのものであると言える。特に、ミッション1-環境計測・地球再生、およびミッション4-循環型資源・材料開発、に関係が深い。また、専門委員会・国際アドバイザリー委員にも本研究集会に参加いただくことによって、生存圏科学の国際的認知度の向上にも大きく貢献している。

プログラム

13:00–13:05 開会挨拶
13:05–14:50 課題番号01~08の発表

  1. 廃棄物を基質とした新規乾材シロアリ用ベイト剤の開発
    吉村剛
  2. 人工乾燥における高温低湿処理が木材の耐シロアリ性に及ぼす影響
    橋本茂
  3. リモナイトのシロアリ類に対する忌避効果
    秋野順治
  4. 温帯の土壌生態系におけるシロアリの役割
    吉村剛
  5. ストロンチウムやセシウムがシロアリおよびシロアリ腸内共生微生物叢におよぼす影響の解析
    青柳秀紀
  6. 腐朽過程を考慮した木片混じり土の力学特性の把握
    中野正樹
  7. シロアリに対する新しい防蟻剤の開発
    辻尭
  8. 大型木造の接合部における生物劣化を評価するための基礎的研究
    中谷誠
14:50–15:10 休憩
15:10–16:55 課題番号09~16の発表

  1. 間伐材等林地残材のシロアリによる劣化促進
    須原弘登
  2. 振動・音響的アプローチによるシロアリの挙動制御に関する実験的研究
    富来礼次
  3. 金属固体を用いた防腐防蟻処理の開発
    栗﨑宏
  4. 年輪幅からみた奈良県産スギの耐蟻性評価
    増田勝則
  5. 合成木材の屋外耐久試験
    小澤雅之
  6. 蟻害を受けた木質接合具の残存耐力に関する実験的研究
    森拓郎
  7. 「ろ紙製疑似丸太モデル系」を用いた腐朽菌とシロアリの関係解析に向けた試行実験
    木原久美子
  8. 高湿環境下における保存処理木材に接する金物類の腐食評価
    石山央樹
16:55 閉会挨拶

Symposium-0305
ポスター PDF ファイル (454 132 バイト)

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2016年2月26日作成,2016年3月18日更新

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