Research Institute for Sustainable Humanosphere

第194回生存圏シンポジウム
角田邦夫先生追悼シンポジウム
「木材保存学の垣根を越えて —角田邦夫先生のご業績を偲ぶ」

開催日時 2011/12/18(日) 12:30–17:10
開催場所 京都大学宇治おうばくプラザ きはだホール
主催者 京都大学生存圏研究所 (共催 生存圏フォーラム)
申請代表者 吉村剛 (京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野)
関連ミッション ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 生存圏科学、環境計測、宇宙環境・利用。

目的と具体的な内容

目的

2011(平成 23)年 10 月 5 日にご逝去された故角田邦夫先生の追悼シンポジウムとして講演会を開催し、国内外の共同関係者による研究内容の紹介を通じて、故人の業績を振り返る。

内容

当初、生存圏フォーラムの主催で生存圏科学に関する講演会を予定していたが、生存圏研究所准教授であった角田邦夫先生の突然の訃報を受け、生存圏研究所と生存圏フォーラムの共催で追悼講演会を主とする内容に変更した。

第一部として第4回生存圏フォーラム総会を開催し、活動報告、役員の選任および事業計画の 3 つの議題に関する討論を行い、さらに、生存圏研究所の現状と今後の予定、特に 2013(平成 25)年度の概算要求事項に関する報告がなされた。

第二部として、シンポジウムでは、共同研究者の方々から角田先生の主な研究トピックスに関連した 3 つの研究分野とその中で角田先生が果たされてきた役割をご紹介いただくとともに、海外から特別にご参加いただいた 2 名の方からは角田先生の国際的な活動についてご講演をいただいた(プログラム参照)。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

第一部として、生存圏研究所が先導する生存圏科学に関連する重要なコミュニティ組織である「生存圏フォーラム」の第 4 回総会を開催し、生存圏研究所の現状と今後の予定、特に 2013(平成 25)年度の概算要求事項に関する報告がなされ、会員との討論によって、より先導的かつ先進的な研究の方向性について議論が深まった。

第二部として故角田邦夫先生の追悼シンポジウムを開催し、故人の業績である、フナクイムシ研究、新規防かび薬剤の研究開発、シロアリの行動を利用した新規防除システムの研究開発を紹介することで、木材保存研究の有用性、将来性を異分野の研究者への情報配信が可能になった。来場者同士の総合的な情報交換により生存圏科学コミュニティの形成に貢献した。

プログラム

     第一部: 生存圏フォーラム総会 (12:30–13:20)
   司会: 吉村剛
12:30–12:40 挨拶
佐藤哲也 (生存圏フォーラム・会長)
12:40–12:50 議案の説明と承認
吉村剛 (生存圏フォーラム・運営委員長)
12:50–13:20 生存圏研究所の現状・今後の予定に関する報告
津田敏隆 (生存圏研究所・所長、生存圏フォーラム・副会長)
 
     第二部: 角田邦夫先生追悼シンポジウム (13:50–17:10)
   「木材保存学の垣根を越えて —角田邦夫先生のご業績を偲ぶ」
司会: 吉村剛
13:50–14:00 開会挨拶
津田敏隆 (生存圏研究所・所長、生存圏フォーラム・副会長)
14:00–14:10 挨拶
松本紘 (京都大学総長、生存圏研究所・初代所長)
14:10–14:20 角田邦夫先生のご業績の概要紹介
吉村剛 (生存圏研究所・教授)
14:20–14:50 日本におけるフナクイムシ研究
森満範 (北海道立総合研究機構・森林研究本部・林産試験場)
山田昌郎 (港湾空港技術研究所)
14:50–15:20 ポスト有機塩素系化合物 —新規防かび薬剤の研究開発
野村安宏 ((株)片山化学工業研究所)
15:20–15:30 休憩
15:30–16:00 シロアリの行動を利用した新規防除システムの研究開発
松岡宏明 (1998年修士課程修了)
16:00–16:30 Dr. Kunio Tsunoda: Reaching out to the World
Prof. Jeffery Morrell (米国 オレゴン州立大学)
16:30–17:00 Dr. Kunio Tsunoda: His contributions to IRG and TRG
Mr. James Creffield (オーストラリア 元CSIRO)
17:00–17:10 閉会挨拶
今村祐嗣 (京都大学名誉教授、生存圏フォーラム・副会長)

 

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