Research Institute for Sustainable Humanosphere

第183回生存圏シンポジウム
International Symposium on Earth-Science Challenges (ISEC)
The 2nd Summit Between the University of Oklahoma and Kyoto University

開催日時 2011/09/14(水) - 2011/09/16(金)
開催場所 National Weather Center, the University of Oklahoma, 120 David L. Boren Blvd. Ste. 4600, Norman, OK 73072-7307, USA
主催者 The University of Oklahoma: Atmospheric Radar Research Center (ARRC), National Weather Center (NWC), and School of Meteorology (SoM) Kyoto University: GCOE program on Adaptation and Resilience for a Sustainable/Survivable Society (GCOE-ARS), Disaster Prevention Research Institute (DPRI), and Research Institute for Sustainable Humanosphere (RISH)
申請代表者 石川裕彦 (京都大学防災研究所)
所内担当者 橋口浩之 (京都大学生存圏研究所レーダー大気圏科学分野)
関連ミッション ミッション 1 (環境計測・地球再生)
関連分野 大気科学、気象学、レーダー工学。

目的と具体的な内容

2008 年 3 月に、オクラホマ大学大気地理学部と京都大学防災研究所、京都大学生存圏研究所との 3 者間で、大気科学の研究教育推進に関する協定が締結された。この協定に基づき、第 1 回の国際シンポジウム「International Symposium on Observation and Modeling Studies of the Atmosphere」を 2009 年 11 月に宇治キャンパスおおばくプラザで開催した。本シンポジウムは、これに引き続き第 2 回目の国際シンポジウムとして、2011 年 9 月 14 日から 16 日までの 3 日間、米国オクラホマ州ノーマン市にあるオクラホマ大学 National Weather Center で開催した。第 2 回の今回は、新たにオクラホマ大副学長(兼大気地理学部の Dean)に就任された著名な気候学研究者である Prof. Moore と、日本を代表する海洋学研究者である本学の淡路敏之副学長を Bi-chairman とし、シンポジウムのテーマも最近 2 年間の両大学での研究領域の拡大を包含するため、‘Earth-science Challenge’ と少し大上段に構えたテーマを据えた。

シンポジウムの Bi-chairman である Moore オクラホマ大副学長から、‘Earth Observations: What is needed and why?’、淡路京都大学副学長からは、‘Ocean Reanalysis and coupled Data Assimilation’ と題する基調講演があり、多くの聴衆を集めた。

3 日間にわたる研究発表では、オクラホマ大学、京都大学各々の Showcase Session, レーダー技術、データ同化、モデリングなど 5 つの領域をカバーする 8 つの Oral Session と Poster Session が繰り広げられ、全部で 113 件の研究成果が発表された。参加者総数は、事前登録者だけで 123 名、このうち日本からは生存圏研究所と防災研研究所の教員学生、GCOE-ARS 「極端気象と適応社会の生存科学」に関連する理学研究科の教員/研究員/学生、さらに気象庁の連携研究者等を含め 24 名が参加した。また、深尾昌一郎京都大学名誉教授(生存圏研究所)の参加も得た。

セッションの合間には 2 回にわたる short tour が行われた。一つは、開催場所である National Weather Center とその付帯施設である。オクラホマ大学では産官学連携研究を進めており、National Weather Center はその核となる。同センターには、米国海洋気象局のストーム予報センターや州の環境関連部門が入居しているのに加え、計測器関連会社や民間の気象サービス会社、プレスなどが同居している。これらの組織は学生のトレーニングの場となり、かれらの就職にも繋がるものである。日本ではなかなか実現が難しそうな羨ましい研究教育体制であった。もう一つのツアーは、キャンパス剤に点在する先進レーダー技術の研究施設を廻るツアーで、イージス艦の艦橋をそっくり移したようなフェーズド・アレイ・ドップラーレーダーなど、米国ならではの研究設備が印象的であった。

会議の合間には、京都大学とオクラホマ大学双方の主要メンバーによる Steering Board Meeting が開催され、これまでの研究協力の総括と今後の発展について意見交換をし、第 3 回のシンポジウムを 2 年後に京都で開催すべく準備を進めることが合意された。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

防災研究所と生存圏研究所が核となり GCOE/ARS 教育研究プログラム「極端気象と適応社会の生存科学」を推進している。本シンポジウムは、この教育研究プログラムの中で研究部門に特化したテーマを扱うものである。現実に進行する極端気象の観測的把握や予測技術に関する集中的な発表と討議が行われるのに加え、長期的な視点に立つ地球温暖化や気候変動予測の話題も新たに視野に入っている。本シンポジウムの開催は、生存圏研科学、防災科学の推進に大きく寄与したと言える。

プログラム

Wednesday, September 14, 2011

07:30–08:20 Oral Presentation Setup
08:30–09:10 Welcoming Ceremonies
Introductory remarks
Welcoming remarks
09:10–10:15 University of Oklahoma Showcase
Opening remarks
10:15–10:45 Coffee Break
10:15–10:45 Poster Setup and Oral presentation setup
10:45–12:30 Session I
12:30–13:30 Lunch Break
13:30–15:30 Afternoon Tours departing from the Atrium
ARRC’s Radar Innovations Laboratory and OU PRIME Radar
National Weather Center and Mobile Radars
15:30–16:00 Coffee Break
15:30–16:00 Poster Setup and Oral presentation setup
16:00–17:00 Kyoto University Showcase
Opening remarks
17:00–18:00 Session II
18:00–18:15 Invited Talk
18:15–18:30 Formal group picture
18:30–20:30 Ice-breaker Reception
18:30–20:30 Unattended Poster Viewing

 

Thursday, September 15, 2011

08:30–09:15 Keynote Presentation
09:15–10:15 Session III
10:15–10:45 Coffee Break
10:15–10:45 Oral Presentation Setup
10:45–12:30 Poster Sessions
12:30–13:30 Lunch Break
13:30–15:15 Session IV
15:15–15:45 Coffee Break
15:15–15:45 Oral Presentation setup
15:45–16:45 Session V
16:45–18:45 Afternoon Tour departing from the Atrium
National Weather Radar, Testbed Phased-Array Radar
19:00–22:00 Banquet

 

Friday, September 16, 2011

08:30–09:15 Keynote Presentation
09:15–10:15 Session VI
10:15–10:45 Coffee Break
10:15–10:45 Oral Presentation Setup
10:45–12:30 Session VII
12:30–13:30 Lunch Break
13:30–15:15 Session VIII
15:15–15:30 Closing Ceremonies

 

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