Research Institute for Sustainable Humanosphere

第170回生存圏シンポジウム
第6回バイオ材料プロジェクト「セルロースナノファイバー最前線」

開催日時 2011/03/10(木) 13:00–18:00
開催場所 京都大学宇治おうばくプラザ きはだホール (京都府宇治市五ヶ庄)
主催者 京都大学生存圏研究所、(財)京都高度技術研究所、京都市、京都バイオ産業技術フォーラム、京都バイオ産業創出支援プロジェクト
申請代表者 矢野浩之 (京都大学生存圏研究所生物機能材料分野)
関連ミッション ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 構造材料、製紙科学、セルロース科学、エレクトロニクスデバイス、バイオマス資源、高分子科学、ナノ材料。

後援: 経済産業省近畿経済産業局、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、(財)バイオインダストリー協会、(財)化学技術戦略推進機構、京都府、京都商工会議所、(社)京都工業会、京都産学公連携機構、京都環境ナノクラスター、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議

目的と具体的な内容

近年、新規の低環境負荷グリーンナノ材料として、セルロースナノファイバーの工業的利用に向けた動きが世界上で活発化している。今回のシンポジウムでは、セルロースナノファイバーの事業化に向けた動き、キチンナノファイバーに関する最新の研究、セルロースナノファイバーに関する NEDO プロジェクト研究の成果など、バイオ系ナノファイバーの “いま” について紹介した。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

セルロースナノファイバー等のバイオ系ナノファイバーの製造や利用に関わる最新の技術、事業化に向けた取り組みに興味を持つ幅広い分野からの参加者があった。特筆すべきことは 270 名近い参加者の内、245 名は学外からの参加者であったことである。その多くは企業からの参加者であり、製紙産業、化学産業、木材・木質材料産業、繊維産業、エレクトロニクス産業、自動車産業、家電産業、住宅産業、高分子成形加工業、食品産業、等々、多岐にわたっている。セルロースナノファイバー材料が生存圏の持続的発展を支える大型資源材料として、様々な分野から注目されていることがわかる。また、これまで 6 回にわたりセルロースナノファイバーの製造と利用に関するシンポジウムを開催してきたが、ここ数年は、常時 250 名から 300 名の参加者があり、生存圏フラッグシップ共同研究として進めている、バイオナノマテリアル関連のコミュニティ形成に大きく貢献している。

プログラム

13:00–13:05
13:05–13:10 はじめに
13:10–13:50 講演 (1)
「TEMPO酸化シングルセルロースナノファイバーの開発状況」
日本製紙(株)総合研究所主席研究員 河崎雅行氏
13:50–14:30 講演 (2)
「セルロースナノファイバー強化透明樹脂材料の事業化に向けて
(株)三菱化学科学技術研究センター有機系機能材料研究所グループリーダー 根本明史氏
14:30–14:40
14:40–15:20 講演 (3)
「キチンナノファイバーの製造と応用」
鳥取大学工学部講師 伊福伸介氏
15:20–16:00 講演 (4)
「セルロースナノファイバーに関する海外動向と京都大学における最新の成果」
京都大学生存圏研究所教授 矢野浩之氏
16:00–16:10
16:10–18:00 NEDOグリーン・サステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発
「セルロースナノファイバー強化による自動車用高機能化グリーン部材の研究開発」成果発表
発表 (1) 「プロジェクトの概要」
               京都大学生存圏研究所 矢野浩之氏
発表 (2) 「ポリオレフィン樹脂との複合化」
               京都大学生存圏研究所 中谷丈史氏
発表 (3) 「セルロースナノファイバー強化PP樹脂材料の微細発泡」
               京都市産業技術研究所 伊藤彰浩氏
発表 (4) 「変性セルロースナノファイバーによる樹脂強化」
               星光PMC(株) 佐藤明弘氏
発表 (5) 「ナイロン樹脂・ABS樹脂との複合化」
               京都市産業技術研究所 仙健氏
18:00 閉会挨拶

 

Symposium-0170   ポスター PDF ファイル (1 755 829 バイト)
ポスター制作: 阿部賢太郎 (京都大学)

 

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