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第55回生存圏シンポジウム
森林資源の持続的利用を支えるバイオサイエンス

更新日: 2015/12/02

開催日時 2006/10/20(金曜日) 13:00–17:40
開催場所 名古屋大学総合環境館
主催者 名古屋大学大学院生命農学研究科、京都大学生存圏研究所
申請代表者 福島和彦 (名古屋大学大学院生命農学研究科)
所内担当者 杉山淳司 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野)
関連ミッション ミッション 1 (環境計測・地球再生)
ミッション 2 (太陽エネルギー変換・利用)
ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 木材科学、森林化学、エネルギー工学、地球環境科学。

後援: 日本木材学会将来構想委員会、組織と材質研究会

目的・内容

森林資源の持続的利用を支えるバイオサイエンスが発展し環境産業として成長していけば、化石資源依存型社会から脱却でき、人類が持続的に存続可能な共生型社会を構築することが可能になる。また、森林資源の利用拡大が進めば、森林管理が促進され、国土保全に繋がるばかりでなく、新規市場の創出による雇用の増大、地域の活性化等様々な波及効果も期待される。

今回のシンポジウムはこのような観点に基づいて、京都大学生存圏研究所と名古屋大学生命農学研究科が主催団体となり、これに日本木材学会将来構想委員会と同学会組織と材質研究会が後援する形で企画した。シンポジウムでは、木質バイオマスの生産技術、利用技術の学術的基盤、木質資源の安定供給、高度利用の促進に向けた基盤整備について討論した。

プログラム

13:00–13:10 開会の挨拶
京都大学生存圏研究所 所長 川井秀一
 
   座長: 藤井智之、森林総合研究所 多摩森林科学園
13:10–13:30 浅田隆之 (王子製紙)
バイオマス資源循環型植林基盤技術の開発
13:30–13:50 安部久 (森林総研)
東南アジアにおける木材生産の現状と用材生産のための研究の重要性
13:50–14:10 山本浩之 (名古屋大学)
早生樹の植林フィールドから始まる木質バイオサイエンスの未来
14:10–14:30 船田良 (東京農工大)
形成層活動と木部細胞分化
 
   座長: 福島和彦、名古屋大学生命農学研究科
14:30–14:50 高部圭司 (京都大学)
木質化細胞壁の形成
14:50–15:10 梅澤俊明 (京都大学)
木質形成代謝ネットワークの解析とその樹木バイオテクノロジーへの展開
15:10–15:30 休憩
15:30–15:50 鮫島正浩 (東京大学)
細胞壁多糖の分解酵素
15:50–16:10 渡辺隆司 (京都大学)
バイオリファイナリーのツールとしての選択的白色腐朽菌のラジカル制御系
 
   座長: 杉山淳司、京都大学生存圏研究所
16:10–16:30 斉藤幸恵 (東京大学)
木材からつくる炭素材料
16:30–16:50 近藤哲男 (九州大学)
水と生物機能を用いるバイオ錬金術:バイオアルケミー
16:50–17:10 金山公三 (産総研)
森林資源を工業製品に利用するための近道(らしきもの)
17:10–17:40 総合討論

 

Symposium-0055n   ポスター PDF ファイル (3 749 325 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)

 

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