Research Institute for Sustainable Humanosphere

第13回京都大学生存圏研究所公開講演会

開催日時 2016-10-23 12:30–14:20

日時・場所

日時: 2016(平成28)年10月23日 (日) 12:30–14:20
会場: 京都大学宇治おうばくプラザ きはだホール
定員: 300名
参加料: 無料

連絡先

〒 611-0011 京都府宇治市五ヶ庄
電話: 0774-38-3346 (H28年度公開講演会)
ファクシミリ: 0774-38-3600

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ポスター PDF ファイル(1 107 505 バイト)
ポスター制作: 北守顕久(京都大学生存圏研究所)

プログラム

12:30–12:40 所長挨拶

12:40–13:10 「レーダーを使って大気を測る —信楽とインドネシアからの研究紹介—」 教授 山本衛

レーダーを使って大気を観測することができます。ただし気象予報で紹介されるような降雨を観測するレーダーではなくて、雲も雨もない大気を測るものです。レーダーは、電波を使って標的からの「こだま」を測る装置です。強い電波を大気に発射するとごく一部が散乱して戻ってきます。これを使って大気の揺らぎや動き(風速)を測ることができます。1984年に開発されたMUレーダーは、電子制御で電波の向きを変えられるアンテナを特徴としますが、これが世界初であったとして、国際学会であるIEEEからマイルストーン認定をされました。我々は、またインドネシアにも赤道大気レーダーを設置して興味深い赤道域の大気を研究しています。

Yamamoto 2016

13:10–13:40 「植物と人を “支える” 細胞壁の科学」 准教授 飛松裕基

植物の細胞は動物の細胞にはない硬い細胞壁で覆われています。この細胞壁があるからこそ、植物は海から陸上へと進出し、時には樹木がそうであるように、巨大な身体を何千年も支え生き続けることができるようになりました。一方、細胞壁は、その固まりである木材に代表されるように、人の暮らしを支える重要な再生可能資源(バイオマス)でもあります。複雑な細胞壁の構造や性質、植物がそれを作り出す仕組みを理解して、環境にやさしい社会作りに役立つ新しいテクノロジーを産み出すことができないか、世界中で様々な研究が行われています。本講演ではそんな細胞壁研究の魅力と可能性について紹介します。

Nishimura 2015

13:40–14:10 「木造住宅を長持ちさせるには!」 助教 森拓郎

木造建築は、長期間にわたり利用・使用されてきた実績を持つため、環境意識の高まりから木材の長期使用による炭素固定化の担い手として注目されています。木材という名の炭素をたくさん都市の中で収蔵するためには、最も多く建てられている木造住宅を長期間にわたり使用可能とすることが必要となります。そのためは、耐震性・機能性・耐久性など様々な要因が重要となり、耐震・耐久の両面から木材特有の腐朽菌やシロアリなどによる生物劣化は問題となっています。本講演では、これら生物劣化が木造住宅の耐震性能にどのような影響を与えるのか、またどのような対策が考えられるかについて紹介します。

Kitamori 2015

14:10–14:20 閉会挨拶

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2016年7月27日作成,2016年8月1日更新

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