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生存圏フラッグシップ共同研究

更新日: 2019/02/05

生存圏フラッグシップ共同研究
「生存研フラグシップ共同研究」は、中核研究部などで個別に実施していたプロジェクト型共同研究を支援し、それらの可視化を進めることを目的としています。平成28年度には内容の見直しを行うとともに、課題数を5つまで拡張しました。


バイオナノマテリアル共同研究

研究代表者: 矢野浩之

持続型の植物資源から、セルロースナノファイバーの製造・機能化・構造化に関する次世代基盤技術の開発とその実用化を、異分野連携、垂直連携の体制で進めています。


熱帯植物バイオマスの持続的生産利用に関する総合的共同研究

研究代表者: 梅澤俊明

生存研が蓄積してきた熱帯アカシア人工林に関する成果に基づいて、熱帯樹木および草本系バイオマス資源の持続的な生産と利用の基盤を確立することを目的としています。


 

宇宙生存圏におけるエネルギー輸送過程に関する共同研究

研究代表者: 大村善治


太陽風からオーロラ及び放射線帯に至るエネルギー輸送過程を明らかにし、生存圏の安心・安全の担保に貢献します。


マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究

研究代表者:篠原真毅

 本共同研究の目的は、通常は通信やレーダーで用いられるマイクロ波を、エネルギーとして利用し、ワイヤレスのエネルギー輸送(マイクロ波送電・ワイヤレス給電)や、マイクロ波加熱による物質変換(木質バイオマスからのバイオエタノール、バイオケミカルス生成の高効率化、及び無機系の材料創生)です。本共同研究は、生存圏研究所の特性を生かし、マイクロ波工学と化学研究者、及び物質構造解析の研究者が参加することにより、マイクロ波エネルギー応用科学の発展と応用技術開発を目指します。


赤道ファウンテン

研究代表者:山本衛

 赤道大気中では積雲対流が活発であり、大気波動を発生させ上層大気にエネルギーと運動量を輸送します。また低中緯度地域に由来する物質は、赤道地域に収束し、上方に吹き上げられ地球全体に拡散します。我々はこれらのプロセスを「赤道ファウンテン」と名付け、インドネシアの赤道大気レーダーやその他の機器による観測、モデルやシミュレーションの取組みによって研究します。本プロジェクトでは、赤道MUレーダー計画も推進します。

(2017年10月更新)

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