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旧生存圏ミッション(2004–2015年度)

更新日: 2019/05/14

旧ミッション(2004–2015年度)

生存圏研究所では、2004年の設立時から2015年まで、人類生存圏の正しい理解(診断)と問題解決(治療)のため、中核研究部の各分野で蓄積された個別の科学的成果を統合して、より深く先進的なレベルで取り組む問題解決型の研究の柱「ミッション」を以下の4課題について設定して分野横断的な研究を推進してまいりました。

mission

ミッション1:環境診断・循環機能制御

地球大気の観測、木質遺伝子生化学研究、木材資源の有効利用などの研究を深化融合させて、生存圏環境の現状と変動に関する認識を深め、環境を保全しつつ持続的に木質資源を蓄積・利活用するシステムの基盤の構築をめざすミッションです。

ミッション2:太陽エネルギー変換・高度利用

宇宙太陽発電所SPSの研究、木質バイオマスのエネルギー・化学資源変換の研究を進展させ、化石資源の消費量を減らし太陽輻射およびバイオマスエネルギーを利用した再生産可能なエネルギー変換利用による持続的な社会の構築をめざすミッションです。

ミッション3:宇宙生存環境

宇宙空間プラズマの研究を発展させ、地球周辺の宇宙空間の環境の探査とその探査技術の開発および宇宙自然環境・飛翔体環境の定量解析、さらにこれらの環境下の木質素材の開発利用などの研究で宇宙空間を21世紀の人類の新たな生活圏に拡大していく研究基盤の構築をめざすミッションです。

ミッション4:循環材料・環境共生システム

生物資源の中でも再生産可能かつ生産量の多い木質資源に関する研究を深化・発展させ、生産、加工・利用、廃棄・再利用に至る各段階での低環境負荷型要素技術開発を行って、持続的循環型社会を実現するための木質資源の循環システムの構築をめざすミッションです。

 

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