もくじ
※平成 31 年4月より木造住宅倒壊解析ソフトウエアwallstatを共同利用・共同研究として供出することになりました。年度内の随時申請も可能です。利用に際して以下から登録をお願いします。<wallstat登録ページリンク>
はじめに
生存圏研究所は、生存圏科学に関する研究及び人材育成を行うとともに、当該分野の研究に従事する全国の国公立大学の教員その他の研究者に利用させる目的で、平成 16 年 4 月 1 日付で京都大学に設置された全国共同利用型の研究所です。
本研究所に設置されている木質材料実験棟は、大断面集成材を構造材とする3階建ての大型木造建築物で、木質材料およびそれらで構成される接合部・架構の強度性能評価や新素材開発の研究を行うための施設です。3階には、講演会場、会議室、セミナー室の機能を有する自由度の高い空問を持っています。
平成 17 年 4 月 1 日より、この木質材料実験棟は、内外の研究者に別表に示す装置・機器類を開放して、全国共同利用施設として運用されることになりました。平成 22 年度からは、共同利用・共同研究拠点研究所として、研究・教育活動の幅がさらに拡大されています。
公募要領
応募等について
研究期間は、1 年間です。研究代表者は、課題、内容を研究協力者等と充分相談のうえ、GoogleFormsにて必要事項を登録のうえ共同利用・共同研究申請書 (様式 1)・研究組織(別紙) 各1 部をGoogleForms内に添付して提出して下さい。研究協力者には本研究所の教員が含まれることが必要です。別紙については、文部科学省に提出する拠点評価調書への対応を目的としております。記入いただいた情報を研究所の評価に関する目的以外に使用することはございません。
なお、研究協力者等の資格等については、木質材料実験棟共同利用内規を御参照下さい。
研究経費については、1 年間の総額(現在のところ、旅費と装置・機器の使用・運転に必要となる消耗品費のみが支給されます。)を申請して下さい。なお、総額については、木質材料実験棟共同利用・共同研究専門委員会の査定を経て修正されることがあります。
別表に掲げる木質材料実験棟の施設、装置、機器類の利用を希望される場合は、当該施設等の担当者(責任者)と事前に打ち合わせて下さい。
選考
申請課題の選考と採否は、木質材料実験棟共同利用・共同研究専門委員会の議を経て、所長が決定します。採否結果通知は、令和 7 年 3 月末頃に申請者あてに行います。
年度末における成果報告会と報告書
研究成果報告会を原則として年度末(令和 8 年 3 月中下旬)に開催いたします。また、その際 1 課題あたり A4 で 2 頁~10 頁程度の成果報告書を会議開催の 2 週間前までに、木質材料実験棟共同利用・共同研究専門委員長宛にお送り下さい。
また、そのほか共同利用・共同研究に係わる論文や口頭発表を行う場合には、「京都大学生存圏研究所共同利用・共同研究による」旨の文章を入れてください。
宿泊施設
本研究所には宿泊施設がありません。各自でご手配ください。
その他
- 申請にあたり必要に応じて、所属機関の長の内諾を得てください。なお、申請課題の採択後速やかに研究参加承諾書を提出ください。
- 施設等の利用にあたっては、事前に必ず利用される当該施設の担当教員と打合せの上、その指示にしたがってください。
- 大学院生が共同利用・共同研究等に参画される場合は、何らかの傷害保険に加入してください。
- その他、公募に関する問い合わせは、京都大学宇治地区/WM共同利用担当もしくは委員長にご連絡ください。
委員長 五十田 博
メールアドレス rish-wm@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
(注) SPAM防止のため、@は全角になっています。半角に直して送信願います。
研究期間
令和 7 年 4 月 1 日から令和 8 年 3 月 31 日
申請書提出期限、提出先
令和 7 年 1 月 24 日 (金) 必着
Web申請(Google Forms)
https://forms.gle/n3JnswkRyBra7pfE9
※ご自身のGoogleアカウントでログインをお願いいたします。
木質材料実験棟共同利用・共同研究装置 別表
- 反力フレーム、500 kN 水平加力実験装置 (責任者: 五十田)
- 1000 kN 竪型サーボアクチュエーター (責任者: 五十田)
- 200 kN インストロン万能試験機 (責任者: 五十田)
- X 線光電子分光分析装置(XPS,通称エスカ) (責任者: 畑)
- 顕微ラマン分光装置 (責任者: 畑) 生存圏高耐久性木材開発棟
- エネルギー分散型 X 線分析装置付属走査電子顕微鏡 (SEM-EDX) (責任者: 畑)
- 水平置き型木炭焼成装置 (責任者: 畑) 木質材料実験棟
- 木質材料成形用大型ホットプレス (責任者: 梅村) 繊維板試験工場内
- エコ住宅実験棟 (責任者: 五十田)
- 蛍光 X 線分析装置 (責任者: 畑) 木質材料実験棟
- 小角散乱測定用粒径・空孔径解析ソフト(責任者: 畑) HW 棟
- 通電燒結炉 (プラズマン 2 型) (責任者: 畑) 木質材料実験棟
- 木造住宅倒壊解析ソフトウエアwallstat (責任者:中川)
申請書類ダウンロード
・申請書ファイル一式:ZIP形式圧縮ファイル (2025WM.zip)
2025WM.zip 内のファイル一覧
- 2025WM申請書(様式1).docx
- 2025WM(別紙)研究組織.xlsx
- 2025WM(別紙)研究組織【追加】.xlsx
※(別紙) 共同利用研究組織(研究協力者)欄に未記載で、採択後、共同利用・共同研究協力者を追加される場合に提出してください。
公募要領
2024年 9 月 10 日作成