Research Institute for Sustainable Humanosphere

ミッション融合研究

生存圏研究所では、生活圏、森林圏、大気圏、宇宙圏など、人類の生存に必要な領域と空間を「生存圏」として包括的に捉え、その現状と将来を学術的に正しく評価・理解するために、研究分野、領域の垣根を超えた、生存圏研究所でしかなし得ない全く新しい融合的研究に取り組んでいます。

1 宇宙と木材

1-1 宇宙と木材「木質由来ならではの炭素材の宇宙利用の優位性」

研究代表者:小嶋浩嗣、畑 俊充
関連ミッション:ミッション1、ミッション3

 

宇宙空間における衛星やステーションなどの飛翔体の外表面は、十分な強度、軽量性、および導電性が必要です。
木質炭素材はこれらの条件を満たし、木質由来の炭素膜(DLC)は炭素材の粉化離脱を防ぎます。さらにSi混入により、木質由来ならではの宇宙利用の優位性を獲得できます。

 

 

 

 

1-2 宇宙と木材「宇宙における木材利用に関する基礎的研究」

研究代表者:吉村剛
関連ミッション:ミッション1、ミッション3

 

宇宙圏での木材の利用を目指し、木材を真空状態に暴露した場合に生じる変化について調査しました。スギ辺材試験体を真空チャンバー中に入れ、1 x 10-3 Paの超真空状態で640時間保持して質量減少率と曲げ試験によるヤング率の算出を行いました。さらに、粉砕試料を用いてセルロースの結晶化度を測定した結果、質量減少は全く観察されず、また、ヤング率とセルロースの結晶化度にも変化は認められませんでした。このことは宇宙での木材利用の可能性を示していると考えます。

2 根圏微生物叢に関する研究

研究代表者:杉山暁史
関連ミッション:ミッション1、ミッション3

 

植物根圏の微生物叢解析を行った。圃場でのサンプリングとDNAシーケンス(ミッション1)とMothurソフトウェアを用いたデータ解析(ミッション3)を融合した研究です。ダイズ根圏での微生物叢が生育段階によって変動することを明らかにしました。

 

 

 

3  微細気泡(ナノバブル、ウルトラファインバブル)に関する研究

研究代表者:上田義勝
関連ミッション:ミッション1、ミッション3

 

水と一般的な気体から生成できるサブミクロンスケールの微細気泡については、幅広い応用利用可能性があり、基礎・応用に関する研究が活発に進められてきています。生存圏研究所特有のミッション融合研究として、新領域、萌芽研究、ミッション研究を行ってきており、工学・農学・理学にわたるそれぞれの研究者との共同研究を実施してきています。また、国際研究として中国およびタイの研究者との研究成果も挙げつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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