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宇治キャンパス公開2022にて生存圏研究所の活動を紹介しました

10月22日(土)、23日(日)に、宇治キャンパス公開2022が開催されました。研究所の公開ラボでは、科学を身近に感じてもらうため生存圏研究所の研究内容を紹介しました。特別講演会では小嶋浩嗣教授が「私達がすむ太陽系の中の地球、私達がすむ宇宙ー科学衛星によるその宇宙環境探査からー」と題した講演を行いました。

生存圏研究所 公開ラボ

木の博物館 材鑑調査室一般公開

材鑑調査室では、バーチャルフィールドを一般公開して、所蔵の木材標本の展示を行うとともに、木組みパズルや木材の組織観察などの体験実習を行いました。(約250名参加)

樹木観察会「この木なんの木」

当日は天候にも恵まれ、3年ぶりに樹木観察会を実施することができました。
実習では、テキストを用いて宇治キャンパス内の樹木を見て回り、樹木の見分け方や名前の由来、木材の利用方法といった内容について、田鶴寿弥子講師が紹介しました。(約20名参加)

マイクロ波(電波)を使った無線電力伝送の公開実験

電気は電線を繋がなくても送ることができます。最近のスマートフォンもワイヤレスで充電ができるようになりました。ここではマイクロ波という電波を使った無線電力伝送(ワイヤレス給電)を紹介しました。(197名参加)

木材の染色と加工実験

いろんな木材に染色液を注入することで、木を染色することができます。実際に気を染める実験を見ていただき、木材にたくさん空気が入っていることを知ってもらいます。さらに染色・加工済みの木片等を使ってキーホルダーやコースターなどを作って持ち帰ってもらいました。(約130名参加)

森のねんどで未来世界を創ろう!実践バイオマスプロダクトツリー

当研究所、化学研究所、エネルギー理工学研究所とダイセルの共同ラボである「バイオマスプロダクトツリー産学共同研究部門」では、吉野杉の端材からつくられる、森と太陽の恵みからなるマテリアル「森のねんど」を使い、自然と調和した「なつかしい未来社会」をテーマにねんどで遊びました。人形作家、岡本道康氏が当研究所と共同で製作したジオラマ「森のねんどの生存圏」をはじめ、岡本氏の作品も展示しました。(約400名参加)

特別講演会

きはだホールおよびインターネットでのライブ配信により、特別講演会が開催されました。生存圏研究所からは小嶋浩嗣教授が「私達がすむ太陽系の中の地球、私達がすむ宇宙-科学衛星によるその宇宙環境探査から-」と題し、宇宙を満たすプラズマが、地球に与えている影響、人間活動の場としての宇宙に対して用意されている環境について紹介しました。(約270名参加)

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