サンガ・ンゴイ・カザディ教授の追悼講演会が開催されました
9月26日にサンガ・ンゴイ・カザディ氏追悼講演会が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。
2015年6月28日逝去されたサンガ先生(享年63歳)は,昭和54年10月ザイール キンシャサ大学大学院理学研究科修士課程を修了された後,昭和58年4月から京都大学に留学され,平成元年3月に理学研究科博士後期課程を修了,学位を取得されました。
その後,創価大学講師,三重大学助教授,同教授,立命館アジア太平洋大学教授を経て,平成26年4月京都大学生存圏研究所教授に就任されました。
先生は,特に植生と密接に関連した気候・環境動態解明に関する優れた研究業績を挙げられ,なかでも地理情報システム(GIS)を有効に用い,地球システムにおけるエネルギーや物質循環を統合的に解析した一連の研究は高く評価されています。
130名を越える参加を得て開催された追悼記念講演会では、サンガ先生にゆかりのある方々から,先生の研究・教育の業績,アフリカと日本の懸け橋としての功績について紹介いただき,先生の偉業を偲びました。