2022 森林科学公開講座 「木の家をまもる」
更新日: 2022/10/20
2022年11月5日に2022森林科学公開講座「木の家をまもる」を開催します。
開催概要
日時: 2022年11月5日(土)14:00-16:00
開催方法:対面+オンラインの併用
対面会場:京都大学宇治キャンパス 木質ホール (木質材料実験棟3F) キャンパス地図
主催:京都大学大学院農学研究科森林科学専攻、京都大学生存圏研究所
プログラム
開会の挨拶 14:00-14:05 杉山淳司 (専攻長)
趣旨説明 14:05-14:10 五十田博(生存圏研究所 生活圏木質構造科学分野 教授)
話題1 14:10-14:45 「地震や火災に耐える!」
中川貴文(生存圏研究所 生活圏木質構造科学分野 准教授)
我が国は古くから何度も地震被害を受けてきました。1995年兵庫県南部地震での死者は6000人を超え、多くが木造住宅の倒壊による圧死と言われています。このような歴史の中で、木造住宅の耐震性能確保のため、様々な取り組みがされてきました。講演では、木造住宅の最新の耐震研究の解説を行います。
話題2 14:45-15:20 「腐朽や害虫から守る!」
大村和香子(生存圏研究所 居住圏環境共生分野 教授)
木材は再生可能な資源として有用な材料です。しかし住宅の部材等として使っていると、知らないうちに腐朽やシロアリによる被害が生じて強度が低下してしまい、地震などの災害時に住宅が壊れてしまう危険性があります。本講座では住宅等におけるシロアリ・腐朽被害例と、これらの被害を防ぐための方策についてご紹介します。
話題3 15:20-15:55 「土石流から守れるか?」
小杉賢一朗(農学研究科森林科学専攻 山地保全学教室 教授)
最近、京都でも大雨が良く降ります。夜中にスマートフォンがけたたましく鳴って、何度も起こされてしまった経験があるのではないでしょうか。土砂災害に関する避難情報を受け取ったとき、どう行動すればよいのでしょう。山崩れや土石流の研究について解説し、土砂災害から身を守る方法について一緒に考えてみたいと思います。
閉会の挨拶 15:55-16:00 小杉緑子(副専攻長)
申込方法
10月29日(土)までに下記リンクあるいは右QRコードよりお申し込みください。
お申し込みの方に参加方法をご案内します。
https://forms.gle/fsQRv6sMRqCYDyZk6
問合せ窓口:2022fbskokai@gmail.com