生物機能材料分野に伊福伸介教授が着任しました
更新日: 2024/08/08
研究紹介
鳥取県はカニの水揚げがダントツの日本一。カニの廃殻の主成分であるキチンから新素材「キチンナノファイバー」を製造し、それが驚くほどたくさんの機能があることがわかってきました。食べて良し、肌に塗って良し、植物に与えて良し、の多彩な特徴を活かして、機能性原料として配合したヘルスケア製品が続々と誕生させることができました。これからは木材由来のセルロースナノファイバーについて、有機化学的なアプローチで利用開発を進めて、バイオマスの大規模な利用と二酸化炭素の削減を実現します。
略歴
2005年 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 博士(農学)学位取得
2007年 ブリティッシュコロンビア大学 博士研究員
2008年~2023年 鳥取大学大学院工学研究科 講師、准教授、教授
2016年~2023年 マリンナノファイバー 代表取締役社長
2024年~ 現職
研究紹介動画YouTube
*YouTubeのリンクに移動します。
https://youtu.be/-JHwF7qCO4k