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インド宇宙庁国立大気科学研究所と部局間学術交流協定を締結(2008年10月18日)についてのページを掲載しました。

インド宇宙庁国立大気科学研究所と部局間学術交流協定を締結

2008年10月18日

2008 年 10 月 18 日、生存圏研究所 (RISH) と、インド宇宙庁国立大気科学研究所 (NARL) は部局間学術交流協定を締結しました。締結式は、 インド のティルパチ市にある NARL において、インド宇宙庁の Bhaskara Narayana 次官立会いの下、RISH 副所長 津田敏隆教授及び NARL 所長 Achutan Jayaraman 氏の他 NARL 関係者 100 名ほどが 出席し、盛大に行われました。現地では、大きな関心を集め、 英文紙 1 件、ヒンズー語の新聞 4 紙に掲載されました。

RISH は信楽の MU レーダーによる共同利用を 1984 年より 20 年以上実施しているのに加え、インドネシア・スマトラに 2001 年に設置した赤道大気レーダー (EAR) も用いて全国・国際共同利用を推進しています。一方、NARL は 1993 年に MU レーダーと同種の大型大気レーダーをインド 南部の Gadanki に設置しています。 従来より、RISH と NARL とは、お互いが運用する大型レーダーによる大気観測を中心とした共同研究を活発に実施してきました。これに伴い、外国人客員教授や JSPS 等のプログラムによる研究者交流も盛んで、この実績を踏まえて協定の締結に至りました。

今後は、両者の研究施設をお互いにさらに開放して、共同実験や技術移転の促進が可能となる予定です。

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