Research Institute for Sustainable Humanosphere

極大地震を想定した木造住宅の耐震シミュレーションソフト最新版を公開しました(中川貴文准教授)

2018年7月4日、中川貴文准教授が、木造住宅の地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートするプログラム「ウォールスタット(wallstat)」の最新版を公開したとして、記者発表を行いました。

概要

中川貴⽂ 京都⼤学⽣存圏研究所准教授は、⽊造住宅の地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートするプログラム「ウォールスタット(wallstat)」の最新版をフリーソフトとしてホームページで公開しました。ウォールスタットは、パソコン上で建物を3 次元的にモデル化し、過去に起きた地震や想定される極⼤地震など様々な地震動を与え、⽊造住宅の耐震性能を動画で確認(⾒える化)することができます。建物が完全に倒壊するまでを計算できるのがこのソフトの特徴です。
これまで、数多くの実⼤振動台実験の成果等を踏まえ、独⾃のシミュレーション理論の開発と検証を重ねてきました。最新版では、地震の揺れを軽減する制振装置の効果を検証できるようになった他、実務で使われている市販の設計ソフトの詳細な建物情報を直接読み込むことが可能となりました(⽊造住宅⽤CAD との連携強化)。⽊造住宅に関わる様々な実務者が簡単な操作で⾼度な耐震シミュレーションを⾏うことができます。⼤学・企業等で研究開発に携わる技術者だけでなく、⼯務店・ハウスメーカー・地⽅⾃治体などの幅広いユーザーに普及し、耐震性能の検証、顧客へのプレゼン、防災意識の啓発などに活⽤されることが期待されます。
ウォールスタットの詳しい情報の閲覧やダウンロードは、http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/~nakagawa で⾏うことができます。

その他紹介ページへのリンク

極大地震を想定した木造住宅の耐震シミュレーションソフト最新版を公開ー制振装置の検証や実務での活用がより身近にー(PDF)

wallstat channel (youtube動画)はこちらから

京都新聞記事はこちらから

京都大学Webサイトはこちらから

 

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