Research Institute for Sustainable Humanosphere

イノベーション

既に挙げられているイノベーションの例として以下のセルロースナノファイバーに関するプロジェクトがあります。

セルロースナノファイバー(CNF)は、主として森林圏で生産される、木材などの木質バイオマスをナノサイズまでほぐした次世代バイオマス素材です。鋼鉄と比較して5分の1の軽さで、その5倍以上の強度、また、ガラスの50分の1の低線熱膨張性など優れた力学的特性を有しています。生存圏研究所では、フラッグシップ共同研究として、セルロースナノファイバーの製造と利用に関する研究を、創設以来世界をリードして進め、軽量で高強度の材料や透明で熱膨張の小さい材料など、数多くの先進的素材を開発するとともに、それらの社会実装を目指した、生存圏研究所を集中研とする複数の大型プロジェクトを行ってきました。これらは、異分野の連携により低環境負荷、省エネルギーに関する技術開発を進める生存圏科学の理念のもとに進められ、日本再興戦略改訂2014に、「セルロースナノファイバー材料の研究開発の推進」が明記されるなど、森林科学、木質科学、有機化学、高分子材料学、プラスチック成形加工学、機械工学、環境工学など、多様な分野の研究を統合した新たなムーブメントを創出しています。

ju-rc2015-13ss拡大図

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2015年8月13日作成,2015年8月19日更新

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