全国・国際共同利用設備：
マイクロ波エネルギー伝送実験装置および宇宙太陽発電所研究棟

概要

METLAB (Microwave Energy Transmission Laboratory) は，マイクロ波エネルギー伝送，宇宙発電所 (SPS) および電波科学一般に関する実験のために利用可能な共同利用施設です。2004 年度より公募による共同利用が開始され，マイクロ波エネルギー伝送，SPS に関する研究から農学関連の研究まで幅広い分野の研究者に供しています。

マイクロ波エネルギー伝送実験装置 (METLAB)

METLAB は電波暗室，測定室，機械室，前室から構成されます。各部屋にはマイクロ波発生装置や測定装置が備えつけられています。METLAB 電波暗室内は，一つの側面に高耐電力電波吸収体（1 W/cm² 以上，連続 8 時間）が設置されており，世界にも類のない大電力マイクロ波エネルギー伝送実験を行なうことができます。

METLAB: Microwave Energy Transmission LABoratory

電波暗室

測定室

宇宙太陽発電所研究棟 (SPSLAB)

SPSLAB (Solar Power Station/Satellite Laboratory) は 100 dB シールドルーム，30 dB シールド実験室（3 室），吹き抜け実験スペースから構成されます。各部屋にはマイクロ波発生装置や測定装置が備えつけられています。また 100 dB シールドルームには近傍界測定システムが設置されており，アンテナパターンの測定等を行なうことができます。

SPSLAB: Solar Power Station/Satellite LABoratory

100 dB シールドルーム

近傍界測定システム

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