京都大学生存圏研究所 森林圏遺伝子統御分野 大学院農学研究科応用生命科学専攻

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植物微生物超個体がつくる多様な代謝産物の機能解明と持続型社会を目指した応用展開

野外で生育する植物は多種多様な微生物と密接に相互作用し、植物-微生物群集の「超個体」として環境に適応しています。私たちの研究室では、植物や植物と共存する微生物が生合成する多様な代謝産物に着目し、それらを作る遺伝子や、貯蔵・分泌に関わる遺伝子の機能解明を通して、植物がどのように様々な環境ストレスに適応して進化してきたのかを分子レベルで解明する研究を行っています。また、これらの遺伝子や代謝産物の機能を、化石資源に依存しない有用物質の生産や持続可能な農業生産に応用することを目指します。

ダイズ、トマト、グレープフルーツ、レモン、イチゴ、コーヒーノキなど様々な植物を温室や圃場で栽培し、これらの植物が生産する特化代謝産物の代謝・輸送・蓄積に関する研究や、土壌中での植物代謝産物の動態、微生物コミュニティーとの相互作用に関する研究を行っています。研究室にはLC-MS、GC-MSなどの分析機器や共焦点レーザー顕微鏡、超遠心機、クリーンベンチなど分子生物学・生化学実験を行う環境が整えられています。さらに、生存圏研究所には豊富な共同利用機器(LC-IT-TOF-MS、NMR、大型組換え温室など)があり最先端の研究に取り組めます。

私たちの研究室では修士課程・博士課程への進学を歓迎します。これらの研究に興味のありましたら、是非、研究室を訪問してください。実験室、温室、圃場など様々なフィールどで植物や微生物が作る代謝物の機能解明やその応用研究に一緒に取り組みましょう。

News

  • 2024.06.01
    学生募集
    6月1日(土)オンラインで大学院入試説明会を開催します。 こちらからお申し込みください。研究室見学は随時受け付けていますのでメールでご連絡ください。
  • 2024.04.20
    学生募集
    4月20日(土)宇治キャンパスで大学院入試説明会を開催します。こちらからお申し込みください。研究室見学は随時受け付けていますのでメールでご連絡ください。
  • 2024.04.01
    お知らせ
    杉山教授が着任しました。矢崎先生は生存圏研究所、特任教授として在籍されます。
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