津田研究室への進学方法、興味を持った時の見学案内についてご説明します。
当研究室は情報学研究科 通信情報システム専攻の協力講座(地球電波工学講座・地球大気計測分野)であり、大学院生は同専攻を通じて受け入れています(教育上、協力講座と基幹講座の違いはありません)。
取得できる学位は「修士(情報学)」・「博士(情報学)」です。学部教育においては、同じく「地球電波工学講座・地球大気計測分野」として、工学部電気電子工学科の卒業研究の指導を行っています。
なお、理学研究科 地球惑星科学専攻の大学院生も受け入れる場合があります。希望する場合は津田教授にご相談下さい。
修士課程の入学試験は、通信情報システム専攻は例年8月、地球惑星科学専攻は例年9月にあります。詳しくはお問い合わせください。スタッフのメールアドレスはメンバー紹介をご参照下さい。
当研究室での活動は、機器の製作・フィールド実験・データ解析・シミュレーションが主であり、いずれも計算機を駆使します。語学(英語・インドネシア語等)に興味のある(今後勉強したい)学生など歓迎します。
決まった時間に受ける講義とは異なり、基本的に自分のペースで研究を進めていくことになるのが大きな違いです。
研究室の教員やポスドク・先輩(さらに場合によっては外部の方)と適宜ディスカッションしながら研究を進めていき、研究室内の研究会で半定期的に進捗を報告し、学会、卒論や修論の中間発表・公聴会などのハレの場で発表したり論文を書いたりというサイクルになります。
自分で時間を管理し、コツコツ進めることが大事です。
はい。何かやりたいことがあれば、それを極力配慮します。ただし或る程度の調整は必要不可欠です。たとえば、4回生の研究の期間で論文が書けるようなテーマである必要がありますし(でないともう1年ということになると大変)、同じようなテーマを2名以上が同時にやると競合して論文を書くときに困ることになります。
結論としては、諸君の希望を最大限配慮して、かつ諸君が困らないようなテーマを相談して決めます。(教員談)
各人が自分の研究テーマを持って研究します。ただし、教員はもちろんのこと、ポスドクや先輩にいろいろ助けて貰えます。
はい。どのテーマでも計算機の利用は必須ですので、ちゃんと整ってます。必要に応じてノートPCを貸与されるケースも多いです。
メールで教員(教授、助教授、助手の誰でも)にコンタクトしてください。メールアドレスはメンバーページにあります。
履修をしていないと困る……という科目はないですが、電気電子工学科について関連する科目を挙げると、電気電子回路、電子回路、電気電子計測、通信基礎論、電波工学、光工学、ディジタル信号処理、などです。
もっともすべてと関係する研究テーマをやっている人はいないと思って間違いないです。履修していなくても必要になったら勉強すればよいだけのこと。電気電子出身でない人でも大丈夫ですし。
定期試験と同じようなレベルの問題ですから、まじめに勉強すれば難しいということはないと思います(定期試験で単位をとるのが難しいという人には、難しいともいえます)。
はい。これまで津田研に配属された学生はみな有意義な学生生活(研究、あそび)を送って卒業しています。
定期的にコンパを開いています。津田研だけでなく、生存圏研究所全体で行われるコンパもたくさんあります。テニス、野球、サッカーなどの用具が研究室に置いてありますので、宇治キャンパスの広い敷地内でスポーツを楽しむこともできます。
きれいです。学生スペースは去年出来た新棟に多いのですが、とても綺麗です。どの部屋でも各人のスペースにはゆとりがあります。桂キャンパスよりも新しいです。
良好と思いますが……見に来て確かめてください。
本当です。学生部屋にも外国人ポスドクがいますので、会話のチャンスも多いです。様々な国から来てますので、英語以外の勉強も可能です。今なら日本語の起源かもという説で有名なタミル語の勉強も出来ます(もちろん自分で努力してその言葉で話しかけてくださいね。語学学校ではないので)。
くじけそうと思う人(京大出身者の多く)は左京区に住んでます。電車利用で生活の規則性は高まり、週末は京都市内で遊べるというメリットがあります。
一方、家賃が安いほうが嬉しいという人は宇治に住むといいです。住めば都です。宇治は意外と電車の便が良く(※注)、市内のいろんなところに電車で行けますので、慣れると市バスに頼る左京区の生活より便利に思うこともあります。
(※注) 京阪、JRのみならず、相互乗り入れや乗り換えにより、京都市営地下鉄(東西線も烏丸線も)、近鉄も利用できます。
うーむ。まずは勝つことですね。(^_^)