Laboratory of Material Biology
About
【何してる?】
木材は優れた物性をもつ天然の高分子複合材料です。樹木が数億年の生存競争を生き残り、人間が数万年にわたり木材利用を続けてきた歴史はその優秀な物性を実証しています。その多面的な説明を目指しています。
【どうやって?】
木材の優れた材料物性は科学的にどう説明できるのか? 木材はなぜ材料として愛用されてきたのか? 持続可能社会の構築に天然素材はどう生かせるのか? このような疑問・課題に対して生命科学、高分子科学、人文社会科学による多様なアプローチで研究しています。
【何が身につく?】
構造解析(顕微鏡、FTIR、X線散乱・回折)、生化学、タンパク質発現・精製、文化財フィールドワーク、木材解剖学、年輪年代学、DNA分析などを通して、広い視点で木材科学に関する教育を行います。
キーワード: セルロース、構造多糖、細胞壁、生化学、合成生物学、木材解剖学、文化財科学、顕微鏡、年輪科学、DNA分析