京都大学生存圏研究所 材鑑調査室

 

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古材コレクション

選りすぐりの古材たちを用意しました。

材をクリックすると詳細があらわれます。

平等院鳳凰堂
(国宝)

東寺 宝蔵
(重要文化財)

鹿苑寺金閣
(当時国宝)

建仁寺勅使門
(重要文化財)

東寺 南大門
(重要文化財)

妙法院 大書院
(重要文化財)

西本願寺 黒書院
(国宝)

二条城 米蔵
(重要文化財)
小原コレクションの加工痕に注目すると、いろいろなことがわかってきます。

近世(江戸時代以降)の部材には鋸の痕跡が目立つことから、大鋸などの鋸の利用が増えてきたことがわかります。それに伴い、ヒノキのように加工しやすいまっすぐな木だけではなく、マツなどの曲がった木や、クリなどの堅い木も加工できるようになったことがわかります。

また、東寺の南大門の柱に残されている「打刻印」からは、当時の組織的な木材の流通ネットワークがあったことが垣間みれます。

古材に残された痕跡を追いかけることで、古材に関わった昔の人々の息づかいをかんじることができます。

材鑑調査室には、100点以上の古材が展示されています。
毎年10月に行われるオープンキャンパスでは一般公開しています。
ぜひ一度、材鑑調査室に足をお運びください。