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大学院入試最新情報!!

・H31年度 大学院入試情報
・大学院入試説明会

「植物細胞壁」

西谷和彦、梅澤俊明 編著
講談社(2013)

「植物細胞壁実験法」

石井忠、石水毅、梅澤俊明ら編著 弘前大学出版会 (2016)

ご挨拶

アカシア

 我々は、今後人類生存に必須の再生可能な植物バイオマス資源が、どのような機構でつくられるか(生合成機構)について、有機化学・生化学・分子生物学・代謝工学など、様々な最新の手法を使って調べています。そして、そこで得られた知見を基に、バイオマスの利用に適したエネルギー作物や樹木の作出、あるいは、抗腫瘍性などの有用生理活性をもつ天然物の生産に関する研究を、ゲノム編集などの最新の技術を用いて進めています。さらに、バイオマスの利用にあたっては、その持続的生産を視野に入れることが重要であり、バイオマス生産に重要な熱帯地域、具体的にはインドネシア科学院等と国際協力機構/科学技術振興機構の国際共同研究(http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/lmsfpm/ satreps/index.html)を進めています。
 植物バイオマスは、地球上で最も大量に蓄積している資源です。現在でも世界の一次エネルギー消費量の10%程度は、植物バイオマスのエネルギー利用であり、今後持続型社会の構築に向けて、植物バイオマスの持続的生産と有効利用がますます重要になります。2015年に、国連サミットで17項目の持続可能開発目標(SDGs)(https://www.mofa.go.jp/ mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html)が採択されております。また、世界的にバイオエコノミーという再生可能な資源に基づく経済活動がますます重要視されておりますが、植物バイオマスの持続的生産利用、あるいはそれに向けた当研究室の取り組みは、まさにSDGs目標達成やバイオエコノミーの概念に合致するものです。植物の有用成分の生合成、再生可能バイオマス資源の生産や利用に興味のある方は、ぜひ当研究室お加わりいただきたいと思います。

森林代謝機能化学分野 
梅澤俊明