第123回生存圏シンポジウム
木質材料実験棟H20年度共同利用研究発表会
開催日時 | 2009/03/26(木曜日) |
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開催場所 | 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階 |
主催者 | 京都大学生存圏研究所 |
申請代表者 | 小松幸平 (京都大学生存圏研究所生活圏構造機能分野) |
関連ミッション |
ミッション 4 (循環型資源・材料開発) |
関連分野 | 建築、木質材料、林産、機械、応用生命。 |
目的・内容
木質材料実験棟の利用やその実績、またその利用方法や研究の進め方やグループ作りを公開するため、木質材料実験棟全国共同利用研究の平成 20 年度申請課題の研究報告会を行った。
その結果、それぞれ異なった分野で行われている研究に関しての遂行方向や考え方などについて意見交換がなされ、また相互理解が深まった。総括では、研究の融合性の必要性や他分野の研究を理解することの必要性などが挙げられた。
プログラム
司会: 森拓郎 (京都大学生存圏研究所助教) | |
10:00–10:05 | 開会挨拶: 小松幸平 |
第一部 | |
10:05–10:25 | 省資源型社会を目指した資源リサイクル型木造住宅の開発 京都府立大学生命環境科学研究科講師 田淵敦士 |
10:25–10:45 | 長寿命SI住宅の骨格をなす集成材ラーメン架構の開発 京都大学生存圏研究所教授 小松幸平 |
10:45–11:05 | 京都府産木材の有効活用に関する研究 京都府林業試験場主査 松井正和 |
11:05–11:25 | 2階建て木造住宅(大安心の家)の耐震性能検証に関する震動台のための壁静加力実験 防災科学研究所研究員 清水秀丸 |
11:25–11:45 | 住宅床下への木材劣化生物の侵入生態の把握とその予防に関する基礎的検討 京都大学大学院農学研究科助教 簗瀬佳之 |
11:45–13:00 | 昼食 |
第二部 司会: 田淵敦士 (京都府立大学生命環境科学研究科講師) | |
13:00–13:20 | アカシアマンギュウム幅接ぎ集成材の強度特性 越井木材工業(株)技術開発部 小淵義照 |
13:20–13:40 | 木口挿入型接合具を用いた木材接合法の設計法の検討 大分大学工学部教授 井上正文 |
13:40–14:00 | 木質系テープを用いた集成材簡易補強技術の開発 東京大学アジア生物資源環境研究センター特任助教 足立幸司 |
14:00–14:20 | 木質炭素化物を原料としたスパッタリングターゲットの作製条件の検討とDLC薄膜の評価 京都大学生存圏研究所講師 畑俊充 |
14:20–14:40 | 高フィラー含有量の木質プラスチック複合体の試作 近畿大学農学部准教授 高谷政広 |
14:40–14:50 | 休憩 |
第三部 司会: 畑俊充 (京都大学生存圏研究所講師) | |
14:50–15:10 | 化学修飾リグニンの調製とその熱処理生成物の物質評価 筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 木島正志 |
15:10–15:30 | セルロース繊維分散系の構造と粘弾性 九州大学大学院農学研究院准教授 巽大輔 |
15:30–15:50 | 金属配位炭素材料の開発(高結晶性炭素材料の開発) 近畿大学農学部大学院生 堀裕紀 |
15:50–16:10 | 熱電変換材料の構造解析と物性評価 島根大学総合理工学部准教授 北川裕之 |
16:10–16:30 | SiC熱電変換材料の物性評価 秋田県立大学木材高度加工研究所流動研究員 藤澤匡志 |
16:30–16:50 | 熱帯樹木の木部中無機成分 京都大学大学院農学研究科准教授 岡田直紀 |
16:50–17:00 | 休憩 |
第四部 司会: 北守顕久 (京都大生存圏研究所技術補佐員) | |
17:00–17:20 | 大断面部材のボルト接合部の疲労特性の解明 福岡大学工学部准教授 渡辺浩 |
17:20–17:40 | 圧縮木材を用いた接合技術の高信頼度化に関する研究 鹿児島県工業技術センター研究専門員 福留重人 |
17:40–18:00 | 国産材住宅等における高耐震・高信頼性接合部の開発 —柱脚接合部の補強方法の検討— 長野県林業総合センター 木材部長 柴田直明 |
18:00–18:20 | 木材の横圧縮特性に関する研究 立命館大学グローバル・イノベーション研究機構教授 棚橋秀光 |
18:20–18:25 | 総括: 井上正文 (大分大学工学部教授) |
19:00 から | 討論会 (エコ住宅にて) |
ポスター PDF ファイル (322 820 バイト) ポスター制作: 森拓郎 (京都大学生存圏研究所) |