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森林科学公開講座のご案内
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本公開講座は、我々にとって森林や樹木がいかに重要であるかを深く理解してもらうことを目的として、農学研究科森林科学専攻と生存圏研究所が共催で、毎年開催しているものです。
今年度は、「森と、地球と、それから私」と題して、地球上に広がる森林の様々な側面での人間生活との関わりについて考えます。
また研究の現場を実際に体験して頂くために、「木材を使って電波を知ろう」、「宇治十帖を歩く、源氏物語の民族植物学」、「家を支える木組みのチカラ -伝統技術に学ぶ現代の家造り-」という3つのコースに分かれて、見学と実習を行います。
なお、今回は10月23日に竣工予定の「宇治おうばくプラザ」のホール(きはだホール)とセミナー室を会場に開催します。この京都大学宇治キャンパスに新しく出来上がる予定のプラザ(交流スペース、レストランも併設)についてはホームページをご覧下さい。 |
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【プログラム】
講演(10月31日) |
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1.次世代の森の恵み ―バイオ燃料から工業原料まで― |
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森林代謝機能化学分野 |
梅澤俊明 |
2.木の肌、木の艶 |
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林産加工学分野 |
奥村正悟 |
3.森といかにつきあうか −これからの森林資源利用− |
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森林育成学分野 |
長谷川尚史 |
4.樹木を支える細胞 |
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生物材料機能学分野 |
粟野達也 |
5.電磁波を用いた地球大気環境計測 |
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大気圏精測診断分野 |
古本淳一 |
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見学・実習(11月1日) |
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コース1:木材を使って電波を知ろう |
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生存圏電波応用分野 |
三谷友彦 |
コース2:宇治十帖を歩く、源氏物語の民族植物学 |
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バイオマス形態情報分野 熱帯林環境学分野 樹木細胞学分野 |
杉山淳司 金子隆之 高部圭司 |
コース3:家を支える木組みのチカラ -伝統技術に学ぶ現代の家造り-
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生活圏構造機能分野 |
北守顕久 |
日 時 |
平成21年10月31日(土),11月1日(日) |
場 所 |
京都大学宇治キャンパス おうばくプラザ |
定 員 |
80名(先着順) |
申込締切 |
申込受付中 |
受 講 料 |
5000円 (1日のみ3000円) |
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