赤道大気レーダー(EAR)



2024年9月に変復調装置及び制御用計算機が更新されました。 新システムでは少し変更があります。

EARの制御用計算機はear1.rish.kyoto-u.ac.jp(133.3.63.1)です。
観測開始は、~/Observe (新システムでは~/Observe/Param) ディレクトリにおいて
  observe パラメータファイル名
です(.dat は付けないで下さい)。 observe -help でオプションが表示されます。 パラメータファイルは~/Observe/Paramディレクトリに置きます。
観測停止は Cntl-C です。

以下のコマンドでパラメータが設定範囲を越えていないかチェックすることが できます。
  checkparam パラメータファイル名 index.html:



観測データは、まず ~/Result/Result[0-9] ディレクトリに dataXX の ファイル名で記録されます。 exbcntl プログラムによりデータがテープに記録されると同時に 消去されます。 エンディアンはビックエンディアンです。

新システムでは、観測データは、まず ~/Result/YYYYMMDD.hhmmss (観測開始時刻) ディレクトリに dataXX のファイル名で記録されます。 exbcntl-disk.pl プログラムによりデータが内臓ディスクとUSBディスクに 記録されると同時に消去されます。 エンディアンはリトルエンディアンです。



~/Observe ディレクトリで
  ql
を実行すると、GUIのクイックルックプログラムが起動されます。

参考:
旧システム
オリジナルデータ読みだしのサンプルプログラム (ReadEarData.tar.gz)
データフォーマット
ヘッダーフォーマット
C用インクルードファイル (header_ear.h)
Fortran用インクルードファイル (common_ear.h)
新システム
データフォーマット
ヘッダーフォーマット
C用インクルードファイル (ear_header_new.h)
Fortran用インクルードファイル (common_newear.h)



観測上の問題があった時には、その時の状況をできるだけ詳しく ear@rish.kyoto-u.ac.jp まで報告して頂ければ幸いです。