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![]() 第1回(2004年度第1回)定例オープンセミナー資料2004年10月25日(その1)題目
保存処理木材に由来する金属元素の環境内挙動 発表者中山友栄 (京都大学生存圏研究所・ミッション専攻研究員) 関連ミッション
要旨はじめにホウ素化合物の木材保存剤としての使用量は年々増加の傾向にあり、今後も増加することが予想される。ホウ素は高い安全性を有するが、処理木材から容易に成分が溶脱するという特徴をもっており、廃棄時には環境への流出が懸念される。しかし、生活圏、森林圏、大気圏を包含した水循環全体をターゲットとするホウ素を含む保存剤中の元素の循環に関する研究はほとんど行われていない。そこで、本研究の目的として、処理薬剤に含まれる有効成分としてのホウ素や処理材中のホウ素、処理された木材から溶脱したホウ素などの、安定同位体比を測定し、各段階でどのような同位体比を有するのかと、いうことを明確にすることである。 セミナーの内容
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