全国・国際共同利用大型装置見学会概要2006 年度より 2007 年 10 月まで毎月 1 回水曜日の昼休みに生存圏研究所・開放型研究推進部が主催して全国・国際共同利用に供している大型装置の見学会を所内外の方を対象に行ないました。
開催記録
終了した見学会の案内文第 1 回 全国・国際共同利用大型装置 (先端電波科学計算機実験装置 A-KDK) 見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参集ください。
日時: 平成18年5月10日(水) 12:30~13:00 場所: 総合研究実験棟 (4F) 計算機サーバー室 HW405 内容: 先端電波科学計算機実験装置 (A-KDK) A-KDK は、宇宙プラズマ、超高層・中層大気分野における電波科学および生存圏科学に関する計算機実験専用システムであり、CPU 時間、ディスク領域、主記憶容量に大きな制限を設けずに大型計算機センターではできない大規模計算機実験を行なうことができる。所内の宇宙圏グループが長年開発してきた電磁粒子シミュレーションコード (KEMPO) による地球磁気圏プラズマ電磁環境のシミュレーション研究を中心にして、国内の電波科学に関する計算機シミュレーション研究の拠点となっている。見学会では、新棟 4 階のサーバー室、CPU 室において、装置の概略、ミッション 3 に関連する計算機実験成果例を紹介する。
連絡先: 開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第1回見学会) | 開催記録 第1回 へもどる 第 2 回 全国・国際共同利用大型装置 (マイクロ波エネルギー伝送実験装置 METLAB) 見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参集ください。
日時: 平成18年6月7日(水) 12:30~13:00 場所: マイクロ波エネルギー伝送実験棟 (宇治キャンパス最西端) 内容: マイクロ波エネルギー伝送実験装置 METLAB 他 METLAB は狭義には宇宙太陽発電所 SPS のためのマイクロ波エネルギー伝送実験を行なうための電波暗室他の実験システムであり、広義には電波科学及び生存圏科学一般のための実験システムである。マイクロ波 (109~1010 Hz) を中心とした測定器、kW 級の高出力マイクロ波発振器、マイクロ波受電整流器等が設備として利用でき、他では行なうことが難しい高出力のマイクロ波実験を簡単に実施することができる。METLAB の中心設備である電波暗室を中心に、これまでの研究成果である各種マイクロ波エネルギー伝送機器や隣の SPSLAB (宇宙太陽発電所実験棟)を紹介する。
連絡先: 開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第2回見学会) | 開催記録 第2回 へもどる 第 3 回 全国・国際共同利用大型装置、赤道大気レーダー (EAR) 見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参加ください。
日時: 平成18年7月5日(水) 12:30~13:00 場所: 総合実験棟(新棟) 5 F セミナー室 (HW525) 内容: 赤道大気レーダー (EAR) 他 赤道大気レーダー (Equatorial Atmosphere Radar; EAR) は、地球大気変動の駆動源であるインドネシア域の赤道大気観測を目的として、インドネシア共和国西スマトラ州に設置された大型大気レーダーです。 対流圏から電離圏にわたる広範な大気の諸現象が観測可能であり、2001 年 6 月から長期連続観測を継続しています。 また科研費特定領域研究「赤道大気上下結合」(CPEA) を島根大,東京都立大,名古屋大等との共同で実施中であり、EAR の周辺に気象レーダーや光学機器を主とする様々な観測装置が集積され、赤道大気観測の一大拠点としての整備が進められています。 残念ながら、これらの「実物」を見て頂くことはできませんが、ビデオやパワーポイントを使って、御紹介します。
連絡先: 開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第3回見学会) | 開催記録 第3回 へもどる なお、第 2 回マイクロ波エネルギー伝送実験装置 (METLAB) 見学会は約 40 名の方に参加いただいて盛況のうちに終わりました。ご参加ありがとうございました。 第 4 回 全国・国際共同利用大型装置見学会 「MUレーダー見学会 + 納涼ビアパーティー」のお知らせ。開放型研究推進部長 9 月 1 日(金)に滋賀県甲賀市信楽町にあります信楽 MU 観測所(MU レーダー)の見学会を行ないます。 14 時ごろ、宇治キャンパスを出発してマイクロバス等で移動し、18 時までには帰ってくる予定です。(お急ぎでない方は、観測所で 2 時間ほどビアパーティーで懇親会を楽しんでいただき 20:30 に宇治キャンパスで解散にしたいと思います。)厳しい残暑が予想される中、ぜひ涼しい信楽MU観測所の見学にご参加ください。なお、今回に限り、バス等の準備の都合上 参加ご希望の方は、8 月 23 日(水)までに、開放型研究推進部、岡崎まで申込書をお送りください。 MU レーダー見学会:生存圏研究所の MU レーダー (Middle and Upper Atmosphere Radar: 中層超高層大気観測用大型レーダー)は,滋賀県甲賀市信楽町の信楽 MU 観測所に設置された世界最高性能,アジア域最大の大気観測レーダーで,1984 年の完成以来国内外の研究者に利用され,気象から超高層にいたる地球大気変動の解明に貢献しています。見学会では MU レーダーをはじめとする信楽MU観測所の機器をご紹介します。ぜひこの機会に巨大な MU レーダーを間近にご覧ください。
予定: なお、若干ながら宿泊室の利用が可能です(1泊1500円程度)。ご希望の方は、連絡事項欄にご記入ください。 (ご注意:開放型研究推進本部の都合により開催日を変更する場合があります。変更の際は、すみやかにお知らせいたしますが、ご了承いただきますようにお願いいたします)。
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連絡先: 開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第4回見学会) | 開催記録 第4回 へもどる 第 5 回 全国・国際共同利用大型装置、(木質材料実験棟)見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内外の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参加ください。 日時
平成 18 年 10 月 4 日 (水) 12:30~13:30 場所木質材料実験棟(1 階)ならびに木造エコ住宅(仮称) 内容
木質材料実験棟は、柱・梁にベイマツ構造用集成材を、床や壁には独自に研究開発された木質ボード類を使用した 3 階建て木造軸組構造建築物である。2004 年から全国共同利用施設として認められ、1 階に設置されている反力フレームと 500 kN 水平加力実験装置、1000 kN 竪型サーボアクチュエーター等を利用した木構造系の研究と、X線解析装置や各種合成・分析装置を用いた木質系新材料開発の研究が精力的に展開されている。また、隣の敷地には木造研究・材料開発研究グループの総力を挙げて設計・建設した木・土・竹等の自然素材を可能な限り使用した全国でも極めてユニークな木造 2 階建てエコ住宅が完成しており、合わせてその概要を紹介する。 連絡先開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第5回見学会) | 開催記録 第5回 へもどる 第 6 回 全国・国際共同利用大型装置、居住圏劣化生物飼育棟 (DOL) 見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内外の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参加ください。 日時
平成 18 年 11 月 1 日 (水) 12:00~13:00 場所居住圏劣化生物飼育棟 (木質ホールの北側 1 階平屋建て建物) 内容木材は優れた性能を備えた天然材料です。したがって、多くの用途があることはご存知のことと思います。一方、材料として 3 つの大きな欠点があります。含水率の変化によって寸法が変わること、燃えること、様々な生物の攻撃を受けること(生物劣化)です。 居住圏劣化生物飼育棟 (DOL) は、木材の劣化を引き起こす生物を飼育・培養しています。劣化生物を常時、維持することによって、劣化生物の生理・生態、材料の生物劣化抵抗性、生物の有する機能を活用する環境浄化などに関する研究の発展に資することができます。見学会では、微生物を利用する試験や、飼育中のシロアリ、試験に必要な設備等をご紹介します。 見学会担当: 角田邦夫助教授(委員長)、吉村助教授 連絡先開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第6回見学会) | 開催記録 第6回 へもどる 第 7 回 全国・国際共同利用大型装置(材鑑調査室)見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内外の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参加ください。 日時
平成 18 年 12 月 6 日 (水) 12:30~13:30 場所材鑑調査室 (車両専用入構ゲート横駐車場の西側にある一階平屋建て建物) 内容材鑑調査室は、1980 年より管理運営されている木材標本収集に係る全国共同利用施設で、木材標本を 15015 点、永久プレパラートを 9563 点所蔵してます。 また、一般にも広く公開されており、本年度 10 月時点で 278 名の見学・視察を受け入れています。 全国共同利用施設としては、平成 18 年度は 12 件、平成 17 年度は 8 件の研究が行なわれており、「古建築部材の物性解析」や「画像認識による木材の識別」、「日本古来の植物由来繊維データベース」など、従来の研究領域にとらわれない融合的なテーマでの研究を行なっています。 今後は、これらの貴重な標本や研究成果を活用していくため、生存圏バーチャルフィールド構想に基づき、展示内容の充実や標本収集の拡充を図っていく予定です。見学会では展示物および調査研究に使用する機器(電子顕微鏡等)を中心にご紹介致します。 見学会担当: 杉山淳司教授、馬場啓一助手、反町始技術職員 連絡先開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第7回見学会) | 開催記録 第7回 へもどる 第 8 回 全国・国際共同利用大型装置(生活・森林圏シミュレーションフィールド,LSF)見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内外の方々に広く見学いただく会を開催します。奮ってご参加ください。 日時
平成 19 年 3 月 7 日 (水) 12:30~13:30 場所生存圏科学セミナー室 (新棟セミナー室 HW525) 内容生活・森林圏シミュレーションフィールド (Living-Sphere Simulation Field) は鹿児島県日置郡吹上町国有林内に設置されたクロマツとニセアカシア、ヤマモモなどの混生林からなる約 17 000 平方メートルの野外試験地です。日本を代表する 2 種の地下シロアリが生息し、既に 25 年以上にわたって木材・木質材料の性能評価試験、木材保存薬剤の野外試験、低環境負荷型新防蟻法の開発や地下シロアリの生態調査に関して国内外の大学、公的研究機関及び民間企業との共同研究を活発に実施してきました。 今後は、生活・森林圏における物質環境、地球大気情報、特に東シナ海域における大気情報などの研究にも貢献できる施設です。 今回の見学会ではビデオ撮影した現地の様子をご覧頂きながら、実施中の共同利用研究をご紹介いたします。 見学会担当: 生活圏環境共生分野 今村祐嗣教授、吉村剛助教授 連絡先開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第8回見学会) | 開催記録 第8回 へもどる 第 9 回 全国・国際共同利用大型装置 材鑑調査室ならびに生存圏バーチャルフィールド見学会のお知らせ生存圏研究所 開放型研究推進部長 生存圏研究所が実施している全国・国際共同利用大型装置について、所内外の方々に広く見学いただく会を昨年度に引き続き開催します。奮ってご参加ください。 日時平成 19 年 6 月 21 日 (木) 12:30~13:30 (途中からでも参加できます)。 場所
生存圏バーチャルフィールド(材鑑調査室内) 内容材鑑調査室は、1980 年より管理運営されている木材標本収集に係る全国共同利用施設で、木材標本を 15 015 点、永久プレパラートを 9 563 点所蔵してます。また、一般にも広く公開されており、昨年度多くの見学・視察を受け入れています。全国共同利用施設としては、平成 18 年度は 12 件、平成 17 年度は 8 件の研究が行なわれており、「石器時代から江戸時代におよぶ 30 万点遺跡出土木製品データベースの構築」や「古材の経年変化」に関する文理融合テーマや、「樹皮や靱皮の解剖学的記述のデータベース構築」や「計算機の画像認識による木材の識別」などの新規な研究を行なっています。新しく設置した生存圏バーチャルフィールドでは、データベース化した全国共同利用研究に関わる多様な情報の社会的還元・市民との交流の深化を目的として、生存圏データベースの常設端末、木の文化等展示ブース、研究成果の発表のためのビジュアルラボなどの設備環境を整えました。 材鑑調査室の改装工事も無事完了し、貴重な木材標本群も漸く再配置されて一段落したところを見学していただきます。 見学会担当: 杉山淳司 教授、馬場啓一 助教、反町始 技術職員、横山操 学振研究員 連絡先開放型研究推進部 事務担当 岡崎満子 先頭ページ | イベント情報(第9回見学会) | 開催記録 第9回 へもどる 第 10 回 全国・国際共同利用大型装置
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