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第558回生存圏シンポジウム
第19 回多糖の未来フォーラム
The 19th Future Forum of Polysaccharides

開催日時 2025/11/22(土曜日)  13:00〜17:35
開催場所 近畿大学奈良キャンパス多目的ホール「つながる館」
(会場は先着200名まで、Zoomによる同時配信を予定)
主催者 日本化学会(糖鎖化学研究会)、日本応用糖質科学会、セルロース学会、 日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会
開催助成:京都大学生存圏研究所、水谷糖質科学振興財団
申請代表者 秋吉 一成(京都大学大学院医学研究科)
所内担当者 伊福 伸介(生存圏研究所)

聴講を希望の方は、下記ページにて登録をお願いいたします。
 https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/tatounomirai2025/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
 参加申し込み期日:11/15(土)

目的および内容

セルロースや澱粉に代表される多糖は、太陽の恵みを受けて地球上で持続的に生産・利用・分解されており、人類の生存にとって必須の食料資源•生活資源・産業資源・創薬資源・エネルギー資源である。「多糖の未来フォーラム」は、日本化学会(糖鎖化学研究会)、日本応用糖質科学会、セルロース学会、日本キチン・キトサン学会、シクロデキストリン学会が結集して平成18 年(2006年)に発足した多糖の利用について議論するフォーラムである。
 本フォーラムは、「食糧と、材料と、創薬」という異なった多彩な多糖分野の課題に取り組む研究者が専門の枠や産業の枠を超えて、地球的規模の問題や人類生存の課題について意見を交換する場であることから、運営委員である生存圏研究所矢野浩之教授が生存圏における多糖の持続型利用について生存圏シンポジウムとして議論することを提案され、生存研と多糖の未来フォーラムの共同主催として平成30 年度より開催することとなった。令和5 年はハイブリッド開催で144 名の参加者を得て、食糧、材料、創薬における多糖の利用について活発な議論を行い、大変好評であった。今回のシンポジウムでは生存圏科学と多糖の科学の一層の融合を図るべく、多糖材料に関する基盤研究、技術開発、産業利用に関する話題を取り上げ、多糖の機能、利用を通じて、人類のこころ豊かな生存を実現するための可能性およびその限界を多面的に探ることを目的としている。

プログラム

13:00~13:10 開会の辞 世話人:大沼 貴之 (近畿大学)
13:10~13:50 座長:秋吉 一成 (京都大学)
田中 知成 (京都工芸繊維大学)「糖鎖高分子の合成と糖クラスター効果」
13:50~14:30 座長:徳安 健 (農業・食品産業技術総合研究機構)
矢部 富雄 (岐阜大学)「ペクチンの化学構造が拓く:小腸上皮との相互作用による新たな生理機能」
14:30~15:10 座長:門川 淳一 (鹿児島大学)
上高原 浩 (京都大学)「セルロース誘導体の合成:会合体形成と機能」
15:10~15:25 休憩
15:25~16:05 座長:寺尾 啓二 (株式会社シクロケム)
寺尾 潤 (東京大学)「完全メチル化シクロデキストリン型ロタキサンの合成と機能」
16:05~16:45 座長:大沼 貴之(近畿大学)
野上 敏材 (鳥取大学)「電気化学的手法に基づく環状オリゴ糖合成」
16:45~17:25 座長:伊福 伸介 (京都大学)
田中 聡一 (京都大学)「In-situ 小角X線散乱解析からみた木材における多糖の力学的役割」
17:25~17:35 閉会の辞 世話人:川田 俊成 (京都府立大学)
17:50~19:30 懇親会 近畿大学 つながる館あかねホール
会費5,000円程度(予定)

ポスター

Symposium-0558
ポスター PDF ファイル (285,284 バイト)

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2025年4月7日作成/9月17日更新