第525回生存圏シンポジウム
DASH/FBAS共同利用・共同研究成果報告会―第15回―
開催日時 | 2024/06/06(木曜日) ※非公開 |
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開催場所 | オンライン |
申請代表者 | 杉山 暁史(生存圏研究所) |
所内担当者 | 村田 久美子(生存圏研究所) |
概要
全国共同利用DASH/FBASの令和5年度実施分(R5DF)の成果報告会を行った。
目的と具体的な内容
生存圏研究所と生態学研究センターが中心になって運用している全国共同利用DASH/FBASの成果報告会。
令和5年度も前年に引き続きDASH/FBASのすべてを稼働して全国共同利用の運営に当たった。令和5年度の共同利用採択課題数は、分析機器利用のみの課題とあわせて10件の利用を受け入れた。この全国共同利用から生まれた各研究課題の成果について発表し、議論を行った。
本シンポジウムは、論文未発表の研究データに加え、国家プロジェクトとして推進中の課題も複数含まれており、知財に絡んだ課題や産業界との共同研究もあることから、関係者以外非公開として行った。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
DASH/FBASにおける分析サブシステムと植物育成サブシステムを利用した全国共同利用を推進し、植物の代謝化学、環境応答、植物微生物相互作用、化学生態学に関するコミュニティーの基礎研究に貢献するとともに、様々な有用遺伝子を用いた高機能性植物の創出に関する応用研究や、微生物代謝産物の研究者コミュニティーの発展に貢献をした。
プログラム
13:00 | 開会の挨拶 |
13:10 | 持続可能な植物バイオマス変換のための質量分析 |
13:25 | イネ科植物におけるリグニン生合成代謝経路の解明とバイオマス利用に向けた代謝工学経路 |
13:40 | リグナン及び関連化合物の合成酵素の機能解析 |
13:55 | 植物ホルモンの生合成と代謝および情報伝達経路の解明 |
14:10 | 植物フェノール類の高機能化を担うプレニル基転移酵素の機能解析及び代謝工学研究 |
14:25~14:35 | 休憩 |
14:35 | シコニン類縁体の分泌と蓄積機構の解明 |
14:50 | 植物香気成分の生合成と分泌機構の探究 |
15:05 | 植物糖質関連酵素の解析 |
15:20 | 根圏での植物微生物相互作用に関与するフラボノイドの研究 |
15:35 | 根圏での植物微生物相互作用に関与するサポニン類に関する研究 |
15:50 | 閉会の挨拶 |
ポスター
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2024年3月22日作成/6月21日更新