第520回生存圏シンポジウム
阿部賢太郎先生追悼シンポジウム 「木材物性研究のこれから」
開催日時 | 2023/05/10(水曜日) 13:30-19:00 |
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開催場所 | 京都大学宇治キャンパスきはだホール |
所内担当者 | 矢野浩之(京都大学生存圏研究所) |
関連ミッション |
ミッション4 循環材料・環境共生システム |
関連分野 | 製紙、化学、高分子、木材・木質材料、成形加工、食品、繊維、エレクトロニクス、自動車、家電、住宅、流通に関わる分野 |
概要
阿部賢太郎准教授(ご専⾨:木材物性学・生物機能材料学)が、令和5年1⽉19⽇にご逝去されたことを悼み、同氏の研究業績を振り返り、新たな生存圏科学の展開へと繋げるための場とする。
目的と具体的な内容
令和5年1月19日に逝去した阿部賢太郎准教授(生物機能材料学)を追悼する目的でシンポジウムを開催した。⼭本衛 京都⼤学⽣存圏研究所⻑のあいさつで始まり、生物機能材料分野 矢野浩之教授による業績紹介が行われた。引き続いて、山本浩之 名古屋⼤学大学院生命農学研究科教授、能木雅也 大阪大学産業科学研究所教授、伊福伸介 鳥取大学大学院工学研究科教授、上谷幸治郎 東京理科大学工学部講師、中坪文明 京都大学名誉教授による追悼講演が行われた。講演の合間には、海外の研究者、教え子からのビデオメッセージが紹介された。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
阿部賢太郎准教授が取り組んできた研究テーマは、生存圏研究所が推進する5つのミッションの内、主としてミッション4:循環型資源・材料開発、ミッション5-2:脱化石資源社会の構築と関連が深い。故人の基礎的な研究を大切にしながら、本質を射貫く研究姿勢を偲び、大学関係者のみならず、多くの企業関係者も参加した。
本研究集会が一つの契機となり、これまで培われてきた木材物性研究の知見が共有され、これを発展させた本質的なバイオマス研究が展開し、生存圏科学の可能性が広がることが期待される。
プログラム
13:30 | 開会挨拶 京都⼤学生存圏研究所長 山本衛 |
13:40 | 阿部賢太郎先生 ご業績紹介 矢野浩之 京都大学生存圏研究所 教授 |
14:00 | 追悼講演 山本浩之 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授 能木雅也 大阪大学産業科学研究所 教授 |
休憩 追悼ビデオメッセージ 追悼講演 伊福伸介 鳥取大学大学院工学研究科 教授 上谷幸治郎 東京理科大学工学部 講師 中坪文明 京都大学名誉教授 |
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16:00 | 閉会挨拶 |
16:30より第二部「阿部先生の思い出を語る会」をナノコア前庭で開催。 |
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2023年6月21日更新