第509回生存圏シンポジウム
第13回 先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウム —マイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究—、
第19回持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウム—マイクロ波高度利用と先端分析化学—
開催日時 | 2023/10/31(火曜日) |
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開催場所 | 木質ホールおよびオンライン |
所内担当者 | 今井友也(京都大学生存圏研究所) |
概要
本シンポジウムは、ミッション2に関連した生存圏学際領域の開拓のために、先進素材開発解析システム(ADAM)およびマイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究との併催で実施した。本年度は、先進素材分析技術、マイクロ波加熱応用の横断的領域から招待講演者4名に講演頂いた。参加者は37名だった。
目的と具体的な内容
本シンポジウムは、ミッション2の太陽エネルギー変換・高度利用に関連した生存圏学際領域の開拓のために、昨年度開催した「第18回持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウム」に引き続き企画開催したものであり、今年度は木質ホールおよびオンライン(Zoom)のハイブリッド開催とした。さらに第13回先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウムーマイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究も昨年度に引き続き併催した。本年度は、先進素材分析技術、マイクロ波加熱応用の横断的領域から招待講演者4名に講演頂いた。参加者は37名だった。本シンポジウムは、生存圏フラッグシップ共同研究「バイオマス・物質変換のためのマイクロ波高度利用共同研究」の成果発表と活動指針を議論する役割を果たす。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
先述の通り、ADAM 共同利用では非常に幅広い用途の分析装置を有しており、国内の研究者に広くお使いいただいている。さらにミッション2の「太陽エネルギー高度変換・利用」に関する研究や、マイクロ波プロセッシングによる新材料創生研究にも貢献している。また、本シンポジウムは日本電磁波エネルギー応用学会に協賛を頂いており、生存研の内外からの多分野の研究者がその成果を公表する場を設けることで情報交換を進め、ミッション活動やフラッグシップ共同研究に関連する様々な分野の研究者との連携促進と、生存圏科学のコミュニティー拡大に貢献する。
プログラム
14:00-14:05 | 開会の辞 三谷 友彦(京都大学 生存圏研究所) |
14:05-14:45 | 湿潤状態における木質材料の誘電緩和挙動 杉元 宏行(愛媛大学 農学部) |
14:45-15:25 | エクスパンシンの『多糖間水素結合切断能』のFTIRによる評価 今井 友也(京都大学 生存圏研究所) |
15:25-15:35 | 休憩 |
15:35-16:15 |
マイクロ波によるイオン選択加熱がもたらす固体触媒化学 岸本 史直(東京大学大学院 工学系研究科) |
16:15-16:55 | マイクロ波加熱による化学産業の電化 樫村 京一郎(中部大学 工学部) |
16:55-17:00 | 閉会の辞 今井 友也(京都大学 生存圏研究所) |
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2023年4月5日作成/2023年11月16日更新