塩谷雅人先生・吉村剛先生追悼シンポジウム
開催日時 | 2022(令和4)年6月13日(月)10:00–16:30 |
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開催場所 | 京都大学宇治おうばくプラザ・きはだホール、zoom遠隔会議併用 |
主催者 | 京都大学生存圏研究所 |
題目 |
第475回生存圏シンポジウム 塩谷雅人先生・吉村剛先生追悼シンポジウム |
関連ミッション |
ミッション1 環境診断・循環機能制御 ミッション4 循環材料・環境共生システム ミッション5 高品位生存圏 |
関連分野 | 居住圏環境共生学、中層大気力学。 |
概要
2021(令和3)年度に亡くなられた塩谷雅人教授、吉村剛教授とつながりの深かった諸先生方にご登壇いただき、海外の共同研究者にはビデオ講演を行っていただき、お二人の先生が追求された学問分野であげられた生存圏科学に関する研究成果のレビューを行った。
目的と具体的な内容
京都大学生存圏研究所発足から生存圏科学の発展に力を尽くして来られた、吉村剛教授(ご専門:居住圏環境共生学)と塩谷雅人生存圏研究所長・教授(ご専門:中層大気力学)が、それぞれ2021(令和3)年5月18日と2022(令和4)年2月9日にご逝去された。本シンポジウムでは、お二人に、ゆかりの先生方や教え子らに登壇あるいは、ビデオによる講演・資料公開を行っていただき、生前、お二人が生存圏科学の分野であげてこられた研究成果についてふり返りつつ、シロアリの生態研究と木材保存に代表される居住圏環境共生学、衛星観測データに大気化学を持ち込み発展させた中層大気力学について、二人の研究者の先見性を踏まえ生存圏科学の進むべき方向性を参加者で共有した。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
お二人は、それぞれ、気づいてこられた独自の研究分野を、生存圏科学のなかにおける、中層大気力学、居住圏環境共生学として、あらためて捉えることを通して研究成果をあげてこられた。今回、二人の生存圏科学に対する研究者としての姿勢、研究手法、考え方、展望の持ち方・開き方を、関連する全国の生存圏科学に関する研究者と共有することにより、生存圏科学コミュニティがもつべきperspectiveを示すことができた。
プログラム
10:00–12:30 | 開会挨拶 山本衛 塩谷雅人先生ご業績紹介 橋口浩之 追悼の辞 廣田勇(京都大学名誉教授) 追悼講演 余田成男(京都大学名誉教授・京都大学国際高等教育院特定教授) 長谷部文雄(北海道大学名誉教授) 追悼ビデオメッセージ 追悼講演 高柳昌弘(宇宙航空研究開発機構) 高島久洋(福岡大学理学部准教授) |
14:00–16:30 | 吉村剛先生ご業績紹介 畑俊充 追悼の辞 今村祐嗣(京都大学名誉教授) 追悼講演 石井実(大阪府立環境農林水産総合研究所 理事長・大阪府立大学名誉教授) Chow-Yang Lee (Professor, University of California) Vernard Richard Lewis (Professor Emeritus, University of California, Berkeley) 追悼ビデオメッセージ 追悼講演 栗崎宏(富山県農林水産総合技術センター木材研究所主任専門員) 藤井義久(京都大学大学院農学研究科教授) 閉会挨拶 |
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2022年5月9日作成,2022年7月20日更新