中止
第419回生存圏シンポジウム
木の文化と科学19
茶室と木
開催日時 | 2020(令和2)年2月26日(水)14:00–16:00 |
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開催場所 | キャンパスプラザ京都 第2講義室 |
申請代表者 | 杉山淳司 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野) |
所内担当者 | 田鶴寿弥子 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野) |
新型コロナウイルス感染症対策のため中止になりました。
下は予定していた内容です。
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目的および内容
我々は木の文化と科学に関する研究成果を公開(過去、木の文化と科学を18回開催)することで、海外から伝来した文化や宗教などの影響が強く残る日本の学際的研究分野の研究者にとって非常に有益となる情報を共有してきた。申請者らは2016年より生存圏研究所ミッション5-4『高品位生存圏』において日本の伝統的な木づかいの科学の解明に向けた包括的な研究に取り組んできている。日本の木の文化には、近隣アジア諸国をはじめとして海外から伝来した文化や宗教などの影響が強く影響しており、これらを新たに理解することで、日本国内の文化の理解にも寄与できるものと考えている。第19回を迎える木の文化と科学シンポでは、第17・18回同様本シンポジウムをミッション5-4(木づかいの科学による社会貢献)のシンポジウムと位置づけ、開催したいと考えている。今回のシンポジウムでは、茶室建築に注目する。禅、陰陽道、様々な観念の融合によって創りあげられた空間である茶室建築は、日本文化の根底などを知る上での重要な観点が盛り込まれた構造物である。古を学ぶことで今を照らす「稽古照今」という基本の観念が茶道の基礎にはあるが、科学的な研究はまだまだ遅れている。現代においても茶道の根底を支える茶室について、先人達の思念を科学的手法に基づいて明らかにすることで、古の茶人の心を改めて知るだけでなく、茶室における木づかいの科学の解明を行いたい。
プログラム
挨拶(京都大学生存圏研究所教授 杉山淳司) | |
14:00–14:30 | 「茶室建築の修理における現状と課題」 京都府教育庁指導部文化財保護課主査 引間俊彰 |
14:30–15:00 | 「茶室の木材を顕微鏡で観る」 京都大学生存圏研究所助教 田鶴寿弥子 |
15:00–16:00 | 「茶室における木の文化」 認定NPO法人・古材文化の会長、京都工芸繊維大学名誉教授 日向進 |
ポスター PDF ファイル (525 217 バイト)
ポスター制作: 田鶴寿弥子 (京都大学生存圏研究所)
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2019年12月11日作成,2020年2月27日更新