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第386回生存圏シンポジウム
植物バイテクシンポジウム
気候変動への適応に向けた植物・大気科学の展望

開催日時 2018(平成30)年11月13日(火)13:30–17:30
開催場所 京都大学宇治キャンパス宇治おうばくプラザ きはだホール
主催者 京都植物バイテク談話会
申請代表者 杉山暁史 (京都大学生存圏研究所森林圏遺伝子統御分野)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
ミッション5 高品位生存圏
関連分野 植物科学、大気科学、情報科学。

共催:JST-CREST「環境変動に対する植物の頑健性の解明と応用に向けた基盤技術の創出」、京都大学生存圏研究所(第386回生存圏シンポジウム)
後援:京都大学生存圏研究所男女共同参画委員会

概要

近い将来に起こりうる気候変動は私たちの生存に極めて重大な影響を与えることが予想されます。本シンポジウムでは、気候変動への適応に関係する植物科学、情報科学、大気科学の研究者を招待し、大気・地球レベルから農業生産まで広い角度から将来への展望を議論した。

目的と具体的な内容

地球上の唯一の生産者である植物は環境、食料、エネルギー、機能性物質など様々な面で生存圏を支えている。これらの持続的利用は生存圏科学の大きな課題であり、50年、100年後に世界が持続的に発展できるために植物科学が果す役割は極めて大きい。そこで、平成30年度のシンポジウムでは植物科学者が生存圏科学的視点で将来の環境や機能性物質の持続性を議論した。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

植物科学、大気科学、情報科学の各分野で活躍する講演を4題とりあげ、生存圏科学的視点で、気候変動への適応について議論した。
京大や他大学の学生の参加も多く、生存圏コミュニティーの裾野を広げることにも貢献した。

プログラム

13:00 受付
13:30–13:40 開会挨拶 増村威宏(京都府立大学)
趣旨説明 杉山暁史(京都大学)
13:40–14:20 「植物生化学からみた高温耐性と重金属耐性」
矢崎一史(京都大学)
14:20–15:00 「マルチモーダル学習による植物オミクスデータと気象データの統合解析」
青木裕一(東北大学)
15:20–16:00 「気候変動が作物生産性に与える影響とその不確実性 ~マルチスケールな視点から~」
辰己賢一(東京農工大学)
16:00–16:40 「地球温暖化とオゾンホールから見る地球大気質の変動」
塩谷雅人(京都大学)
16:40–17:20 総合討論
17:20–17:30 閉会挨拶 柴田大輔(かずさDNA研究所)

Symposium-0386a Symposium-0386b

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2018年8月21日作成,2018年11月19日更新