第385回生存圏シンポジウム
第15回持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウム
—マイクロ波高度利用と先端分析化学—
第8回先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウム
—マイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究—
開催日時 | 2018(平成30)年11月26日(月)13:00–18:00 |
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開催場所 |
京都大学生存圏研究所 木質ホール3階(講演会) 宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース(ポスターセッション) |
申請代表者 | 渡辺隆司 (京都大学生存圏研究所バイオマス変換分野) 篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野) |
所内担当者 | 渡辺隆司 (京都大学生存圏研究所バイオマス変換分野) |
関連ミッション |
ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用 |
関連分野 | バイオマス変換分野,生存圏電波応用分野,バイオマス形態情報分野,居住圏環境共生分野。 |
概要
本シンポジウムは、ミッション2の太陽エネルギー変換・高度利用に関連した生存圏学際領域の開拓のために、持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウムと、先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウムーマイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究を併催するものである。
目的と具体的な内容
シンポジウム表題にあるとおり、太陽エネルギー変換・高度利用に関連した生存圏学際領域、マイクロ波科学、先端分析科学など様々な研究分野で活躍する招待講演者を招いた。招待講演者の発表に加え、研究所の若手研究者、大学院生を中心としたポスター発表を行い、学際的な討論と新ミッション2の研究発展を図った。本シンポジウムは、生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」の成果発表と活動指針を議論する役割も果たす。生存圏研究所設立によって新しく生まれたマイクロ波プロセッシングによる新材料創生研究、バイオエタノール、バイオケミカルス生産研究など幅広い新しい応用研究を進展させるためには、様々な関連分野の研究者との連携が必要であり、本シンポジウムによる成果発表と情報交換、コミュニティー拡大に向けた活動の意義は高い。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
新しい生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」の成果発表の一貫として、ミッション2の成果と目標が明確化する。エネルギーのベストミックスに寄与する学際・融合プロジェクトの発展と関連コミュニティーの拡大に貢献すると期待される。共同利用が開始された大型設備「先進素材開発解析システム(ADAM)」の成果の一部も公表される。本シンポジウムを通じて日本電磁波エネルギー応用学会との協力関係を深化させ、国内外において大変活発化しているマイクロ波応用に関する研究の拠点化を推進する。本シンポジウムはフラッグシップ共同研究に従事する関連研究者の情報交換を促進する場としての役割を担うと同時に、「先進素材開発解析システム(ADAM)」共同利用の発展にも寄与する。
プログラム
13:00–13:05 | 開会挨拶 |
13:05–13:45 | 「発酵食品に関する微生物によるメンブランベシクルの生産」 倉田淳志(近畿大学農学部) |
13:45–14:25 | 「ヒ卜常在細菌叢と病原細菌」 中村昇太(大阪大学微生物病研究所) |
14:40–15:20 | 「FT-ICR MSを用いた森林生態系におけるDOMの分子多様性に関する研究」 大橋瑞江(兵庫県立大学環境人間学部) |
15:20–16:00 | 「フレキシブル金属有機構造体におけるゲート吸着とC02分離への応用検討」 田中秀樹(京都大学大学院工学研究科) |
16:15–16:45 | ポスタ一発表者による1分間トーク |
17:00–18:00 | ポスター発表22件(宇治おうばくプラザ2階ハイブリッドスペース) |
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2018年8月21日作成,2018年12月11日更新