第368回生存圏シンポジウム
JBA・JABEX政策情報セミナー「持続可能な社会を目指すSDGs・パリ協定・バイオエコノミー」
開催日時 | 2018(平成30)年3月26日(月) 13:30–16:35 |
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開催場所 | 京都大学東京オフィス (東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10階) |
主催者 | 京都大学生存圏研究所、(一財)バイオインダストリー協会(JBA)、日本バイオ産業人会議(JABEX) |
申請代表者 | 柴田大輔 (公益財団法人かずさDNA研究所) |
所内担当者 | 矢崎一史 (京都大学生存圏研究所森林圏遺伝子統御分野) |
関連ミッション |
ミッション1 環境診断・循環機能制御 ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用 |
関連分野 | バイオエコノミー、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)。 |
概要
バイオエコノミー、政府のバイオ戦略、バイオマス利活用、エネルギーの視点からの国内農業問題、農業と再エネ生産を両立させるための仕組みについて、議論を深めた。
目的と具体的な内容
化石燃料エネルギー依存に起因する地球規模での気候変動への懸念があり、2009年にOECDがバイオエコノミーに関する将来予想を発表し、その後、世界経済が大きく変わろうとしています。また、国連も持続可能社会の実現に向けた目標(SDGs)を策定しており、問題意識が世界的に共有されています。一方、残念ながら、日本は東日本大震災などの影響もありますが、動きが遅くなっており、今後の日本の科学技術とそれに伴う経済に懸念が出ています。今回のシンポジウムでは、バイオエコノミーが示す新たな経済の価値観、それに対応した政府のバイオ戦略、バイオエコノミーを支えるバイオマスの状況、エネルギーの視点から見た国内農業の状況、エネルギーと農業の課題を克服していくための農業+再エネ生産の両立について、議論を深めた。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
今回は、JBA/JABEXの開催する政策情報セミナーとの共催とすることで、生存圏研究所のみならず、同団体企業会員の多くの参加を得、持続可能な社会の実現に必須の生存圏科学と、社会実装のための具体的取り組みについて、理解を深めることができた。
プログラム
13:30–13:35 | はじめに 柴田大輔((公財)かずさDNA研究所研究部長、京都大学エネルギー理工学研究所特任教授) |
13:35–14:10 | バイオエコノミーの世界潮流:欧州を例に 五十嵐圭日子(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授) |
14:10–14:40 | バイオ産業/バイオエコノミーに関する国内外の技術・政策動向 坂元雄二(JBA企画部担当部長/JABEX事務局次長) |
14:40–15:15 | 低炭素社会でのバイオマス生産 —インドネシアを例として— 梅澤俊明(京都大学生存圏研究所教授) |
15:15–15:25 | 休憩 |
15:25–16:00 | 持続可能な国内農林業 —「エネルギー・スマート」な農林業と内発的発展の視点から— 河原林孝由基((株)農林中金総合研究所主席研究員) |
16:00–16:30 | グリーンエネルギーファーム:農業と再生エネルギー生産の両立 柴田大輔((公財)かずさDNA研究所研究部長、京都大学エネルギー理工学研究所特任教授) |
16:30–16:35 | 閉会 |
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2018年1月23日作成,2018年3月29日更新