menu

第356回生存圏シンポジウム
第14回持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウム
—マイクロ波高度利用と先端分析化学—
第7回先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウム
—マイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究—

開催日時 2017(平成29)年11月27日(月)13:00–18:00
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階(講演会)
宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース(ポスターセッション)
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 渡辺隆司 (京都大学生存圏研究所バイオマス変換分野)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用

協賛:日本電磁波エネルギー応用学会

概要

本シンポジウムは、ミッション2の太陽エネルギー変換・高度利用に関連した生存圏学際領域の開拓のために、持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウムと、先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウムーマイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究も併催するものである。

目的と具体的な内容

シンポジウム表題にあるとおり、太陽エネルギー変換・高度利用に関連した生存圏学際領域、マイクロ波科学、先端分析科学など様々な研究分野で活躍する招待講演者を招く。招待講演者の発表に加え、研究所の若手研究者、大学院生を中心としたポスター発表を行い、学際的な討論と新ミッション2の研究発展を図る。本シンポジウムは、生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究 」の成果発表と活動指針を議論する役割も果たす。生存圏研究所設立によって新しく生まれたマイクロ波プロセッシングによる新材料創生研究、バイオエタノール、バイオケミカルス生産研究など幅広い新しい応用研究を進展させるためには、様々な関連分野の研究者との連携が必要であり、本シンポジウムによる成果発表と情報交換、コミュニティー拡大に向けた活動の意義は高い。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

新しい生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」の成果発表の一貫として、ミッション2の成果と目標が明確化する。エネルギーのベストミックスに寄与する学際・融合プロジェクトの発展と関連コミュニティーの拡大に貢献すると期待される。共同利用が開始された大型設備「先進素材開発解析システム(ADAM)」の成果の一部も公表される。本シンポジウムを通じて日本電磁波エネルギー応用学会との協力関係を深化させ、国内外において大変活発化しているマイクロ波応用に関する研究の拠点化を推進する。本シンポジウムはフラッグシップ共同研究に従事する関連研究者の情報交換を促進する場としての役割を担うと同時に、「先進素材開発解析システム(ADAM)」共同利用の発展にも寄与する。

プログラム

13:00–13:05開会の辞
京都大学生存圏研究所 渡辺隆司
13:05–13:45free-standing ナノシートを用いたナノオブジェ
京都大学大学院工学研究科 木村俊作
13:45–14:25イオン液体を用いたバイオリファイナリー
金沢大学理工研究域 高橋憲司
14:25–15:05藻類炭化水素ボトリオコッセンの化学変換
筑波大学数理物質系 川島英久、木島正志
15:05–15:20休憩
15:20–16:00パワー半導体デバイスを用いたマイクロ波サイエンス(有効植物育成、水処理、インテリジェント電子レンジの開発を例に)
上智大学理工学部 堀越智
16:00–16:40エステル化におけるマイクロ波効果
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 小島秀子
16:40–16:45閉会の辞
京都大学生存圏研究所 篠原真毅
17:00–18:00ポスターセッション(宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース)

10:30からADAM全国共同利用設備の見学会(希望者)を実施した。

Symposium-0356
ポスター PDF ファイル (4 178 896 バイト)

ページ先頭へもどる
2017年9月1日作成,2017年12月20日更新