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第339回生存圏シンポジウム
第16回宇宙太陽発電と無線電力伝送に関する研究会

開催日時 2017(平成29)年3月6日(月)~7日(火)
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
ミッション5 高品位生存圏
関連分野 生存圏電波応用分野。

概要

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。これまで電子情報通信学会無線電力伝送時限研究専門委員会と合同で行っていたが、2014年より同専門委員会が常設研究専門委員会へと格上げになり、さらに密に連携を深める。

目的と具体的な内容

全国共同利用設備METLABの利用者による成果発表会である。METLABを利用したマイクロ波送電、電波科学一般、生存圏科学等の研究成果を発表いただく。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

宇宙太陽発電所及びマイクロ波無線電力伝送は生存圏研究所のミッション2の中核研究である。また生存圏研究所の全国共同利用設備であるMETLABの成果報告会でもあるため、生存圏科学全般に深いかかわりがある研究集会である。全共設備の利用による研究状況を把握するとともに,その研究成果の周知と共有を促すことが期待される。

プログラム

3月6日(月)

  アンテナ・一般
座長: 篠原真毅(京大)
10:00–10:05 開会挨拶
10:05–10:30 フェーズドアレイアンテナを用いた無導波管および無アプリケーター条件によるマイクロ波化学の実践
○堀越智・山崎智史・成田淳史(上智大)・三谷友彦・篠原真毅(京大)・ニック セルフォン(パビア大)
10:30–10:55 多周波円偏波アンテナの開発
○松永真由美(愛媛大)・松永利明(福岡工大)
10:55–11:20 ハイパワーGaN HEMTを用いたアクティブアンテナの開発
○長谷川直輝・篠原真毅(京大)
11:20–11:45 地上ビーム型マイクロ波電力伝送システムに向けた直交2重モード誘電体共振器アンテナの開発
○松室尭之・石川容平・三谷友彦・松永真由美・篠原真毅(京大)
11:45–14:00 昼食
  WPTシステム
座長: 山本綱之(山口大)
14:00–14:25 Basic Experiments on WPT System for Solar Power Satellite
○Raza Mudassir(sokendai)・Koji Tanaka(ISAS)・Koji Takeda(Delft University of Technology)・Misato Yoneyama(Tokyo University of Science, SUWA)
14:25–14:50 放射近傍界における高効率伝送に向けた送電アンテナの検討
○兒島清志朗・篠原真毅・三谷友彦(京大)
14:50–15:15 2x2 MIMOワイヤレス給電システムの効率に関する一検討
○氏原樹・ズオン クアン タン・岡田実(奈良先端大)
15:15–15:40 周期構造理論に基づいた海底掘削ドリルへのWPTシステム
○伊藤竜次・石崎俊雄(龍谷大)・井上朝哉・石渡隼也(海洋研究開発機構)・粟井郁雄(リューテック)
15:40–15:50 休憩
  WPT諸技術,一般
座長: 田村昌也(豊橋技科大)
15:50–16:15 水平移動体へのグランドレス電界結合非接触給電に関する検討
○川辺健太朗・張陽軍(龍谷大)・粟井郁雄(リューテック)
16:15–16:40 Dead Zone Elimination using Additional Impedances in Wireless Power Transfer Systems with Linear-Type Multiple Repeaters
○Danyang Cui・Takehiro Imura・Yoichi Hori(The Univ. of Tokyo)
16:40–17:05 電波天文用広帯域フィードの開発(IV)
○氏原秀樹・岳藤一宏(NICT)・小川英夫(阪府大)・三谷友彦(京大)

3月7日(火)

  アンテナ・伝搬
座長: 松室尭之(京大)
10:00–10:25 構造物の変位計測のための小型コーナリフレクタを用いた散乱計測
○辻野雅博・須﨑純一(京大)・穴原琢摩(JAXA)
10:25–10:50 アクティブ素子装荷メタサーフェスによる指向性可変リフレクトアレー
○丸山珠美・嶋野武(函館高専)
10:50–11:15 高調波利用型レトロディレクティブのための高調波到来方向推定システムの研究
○川島祥吾・篠原真毅・三谷友彦(京大)
11:15–11:40 Measurement of SAR Antenna For Small Satellite At METLAB
○Hirobumi Saito・Prilando Rizki Akbar・Koji Tanaka(JAXA)・Jiro Hirokawa(Tokyo Inst. of Tech.)
11:40–13:25 休憩
  整流回路
座長: 藤野義之(東洋大)
13:25–13:50 5.8 GHz帯人工衛星内部ワイヤレスシステムの整流回路に関する研究
○王策・篠原真毅・三谷友彦(京大)
13:50–14:15 間欠波を入力した整流回路の出力電圧解析
○平川昂・篠原真毅(京大)
14:15–14:40 2.4GHz帯レクテナ用整流回路の試作と評価
○橋本雄大・袁巧微(仙台高専)
14:40–14:50 休憩
  WPT技術応用
座長: 三谷友彦(京大)
14:50–15:15 REV法を用いたマイクロ波電力伝送装置の高速化の改良研究
○佐藤真帆・縫村修次・高橋智宏・澤学・本間幸洋(三菱電機)・牧野克省・上土井大助・大橋一夫(JAXA)
15:15–15:40 無線電力伝送を利用した超軽量飛行機の遠隔操縦飛行
○久保埜雄貴・米本浩一・藤川貴弘・矢野巧・杉町智紀・大木巧・深井健太郎(九工大)・三谷智彦(京大)
15:40–16:05 UAV Assisted WPDT技術の災害救急救難支援システムへの応用
○藤原暉雄(SHO)・篠原真毅(京大)・小川重行(Kikuchi)・小野晃義(OMC)

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2017年1月17日作成,2017年3月14日更新