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第330回生存圏シンポジウム
第13回持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウム
—マイクロ波高度利用と先端分析化学—
第6回先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウム
—マイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究

開催日時 2017(平成29)年1月10日(火)13:00–18:00
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階(講演会)
宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース(ポスターセッション)
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 渡辺隆司 (京都大学生存圏研究所バイオマス変換分野)
篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野)
所内担当者 篠原真毅 (京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野)
関連ミッション ミッション2 太陽エネルギー変換・高度利用
関連分野 バイオマス変換分野,生存圏電波応用分野,バイオマス形態情報分野,居住圏環境共生分野。

協賛: 日本電磁波エネルギー応用学会
建物配置図: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階(講演会)
宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース(ポスターセッション)

概要

本シンポジウムは、ミッション2の太陽エネルギー変換・利用に関連した生存圏学際領域の開拓のために、持続的生存圏創成のためのエネルギー循環シンポジウムと、先進素材開発解析システム(ADAM)シンポジウムーマイクロ波高度利用生存圏フラッグシップ共同研究も併催するものである。

目的と具体的な内容

本年度は、様々な研究分野から招待講演者を招く。招待講演者の発表に加え、今年度より研究所の大学院生を中心としたポスター発表も行い、新ミッション2の研究内容の充実を図る。本シンポジウムは、さらに今年度より採択された生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究 」の成果発表と活動指針を議論する役割も果たす。

生存圏研究所設立によって新しく生まれたマイクロ波プロセッシングによる新材料創生研究、バイオエタノール、バイオケミカルス生産研究など幅広い新しい応用研究を進展させるためには、様々な関連分野の研究者との連携が必要であり、本シンポジウムによる成果発表と情報交換、コミュニティー拡大に向けた活動の意義は高い。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

新しい生存圏フラッグシップ共同研究「マイクロ波応用によるエネルギーの輸送・物質変換共同研究」の成果発表の一貫として、これも新しいミッション2の成果と目標が明確化する。エネルギーのベストミックスに寄与する学際・融合プロジェクトの発展と関連コミュニティーの拡大に貢献すると期待される。共同利用が開始された大型設備「先進素材開発解析システム(ADAM)」の成果の一部も公表される。本シンポジウムを通じて日本電磁波エネルギー応用学会との協力関係を深化させ、国内外において大変活発化しているマイクロ波応用に関する研究の拠点化を推進する。本シンポジウムはフラッグシップ共同研究に従事する関連研究者の情報交換を促進する場としての役割を担うと同時に、「先進素材開発解析システム(ADAM)」共同利用の発展にも寄与する。

プログラム

13:00–13:05京都大学生存圏研究所 篠原真毅
開会の辞
13:05–13:45京都大学化学研究所 川本純
「低温に適応した特殊環境細菌の環境適応戦略と応用」
13:45–14:25神戸大学大学院工学研究科 田川雅人
「宇宙環境誘起材料劣化に関する最近の話題:劣化原因と複合効果の理解は正しかったのか」
14:25–15:05京都大学大学院工学研究科附属量子理工学教育研究センター 松尾二郎
「質量イメージング法による有機材料の評価」
15:05–15:20休憩
15:20–16:00富山県立大学工学部生物工学科 岸本崇生
「イオン液体への木質バイオマスの溶解と細胞壁成分の解析および変換」
16:00–16:40東京工業大学物質理工学院 椿俊太郎
「複素誘電率から見たマイクロ波照射下における触媒反応」
16:40–16:45京都大学生存圏研究所 渡辺隆司
閉会の辞
17:00–18:00ポスターセッション(宇治おうばくプラザ2階 ハイブリッドスペース)

Symposium-0330
ポスター PDF ファイル (526 107 バイト)

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2016年11月7日作成,2017年2月3日更新