第161回生存圏シンポジウム
平成20~22年科学研究費・基盤研究 (B) 海外調査・研究成果報告会
「熱帯大規模人工林における木材劣化生物の多様性評価と持続的管理の提案」
開催日時 | 2011/02/04(金曜日) 13:30–17:00 |
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開催場所 | 京都大学宇治キャンパス宇治おうばくプラザ セミナー室4、5 |
主催者 | 京都大学生存圏研究所 |
申請代表者 | 吉村剛 (京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野) |
関連ミッション |
ミッション 1 (環境計測・地球再生) ミッション 4 (循環型資源・材料開発) |
関連分野 | 環境計測、循環型資源。 |
共催: 科学研究費・基盤研究 (B) 海外調査「熱帯大規模人工林における木材劣化生物の多様性評価と持続的管理の提案」
目的と具体的な内容
「熱帯大規模人工林における木材劣化生物の多様性評価と持続的管理の提案」 Evaluation of biodiversity of wood-deteriorating organisms in tropical plantation forests and a proposal of sustainable management と題し、2008(平成20)年度~2010(平成22)年度に行った基盤研究 (B) 海外調査 課題番号20405031 熱帯大規模人工林における木材劣化生物の多様性評価と持続的管理の提案 に関する成果報告を行った。
インドネシアのアカシアなど特定固有種だけの人工林で生態系の変化や昆虫、鳥類などの生態について行った調査の研究発表があり、海外から Khoirul Himmi Setiawan、Sulaeman Yusuf、Yuliati Indrayani らも招へいし、情報交換などの交流がなされた。
生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献
現在、アカシア人工林がインドネシアで広がっているが、特定固有種での人工林が環境に与える影響についてはまだあまり調査がされていない。
今回、生態学を中心に昆虫類(シロアリ)、菌類、鳥類などの個体数の推移や生息域の数年にわたる調査結果を、発表形式をとることで、共同研究者のみならず関連業者へ供することができた。
プログラム
13:00 | 吉村剛 |
13:20 | 藤田素子 (京都大学) Bird diversity assessment in a tropical Acacia plantation |
14:10 | 山下聡 (京都大学) Effect of Acacia plantation on the community structure of aphyllophoraceous fungi in Southeast Asia |
15:00 | 竹松葉子 (山口大学) Differences of temporal changes in the species richness of termites on Acacia hybrid plantation at tropical rain forests and tropical dry forests |
15:50 | Yuliati Indrayani (Tanjungpura Univ., Indonesia) Diversity of termite peacies in west Kalimantan. |
16:40 | 総括 |
ポスター PDF ファイル (1 247 044 バイト) |