第121回生存圏シンポジウム
RISH電波科学計算機実験シンポジウム(KDKシンポジウム)
開催日時 | 2009/03/16(月) 13:00–17:00 - 2009/03/17(火) 10:00–12:00 |
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開催場所 | 京都大学宇治キャンパス総合研究実験棟 セミナー室 (HW525、16日)・2階講義室 (CB207、17日) |
主催者 | 京都大学生存圏研究所 臼井英之 |
申請代表者 | 臼井英之 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野) |
関連ミッション |
ミッション 1 (環境計測・地球再生) ミッション 4 (循環型資源・材料開発) |
関連分野 | 生存科学計算機実験分野、生存圏電波応用分野、宇宙圏電波科学分野。 |
目的・内容
数値シミュレーションは、様々な研究分野において非常に重要な研究手法の一つである。本シンポジウムは、個々の研究課題成果の発表だけでなく、生存圏科学の発展において数値シミュレーションがどのような役割を果たすことができるか、また、生存圏科学の中のどのような分野において数値シミュレーションが求められているかを模索、議論を行なった。
KDK 全国共同利用は宇宙圏・大気圏の電波科学および生存圏科学に関連した大規模計算機実験研究を主体とし、ミッション 1 および 3 が関連している。この研究集会は専門委員会で公募・採択された研究課題の成果発表の場であるが、その他の計算機実験研究も広く受け付け講演を行った。
プログラム
3月16日
13:00–13:15 | AKDK 紹介と来年度運用について 臼井英之 (京大・生存研) |
13:15–13:40 | 超並列ブラソフシミュレーションの展望 梅田隆行 (名古屋大学、STEL) |
13:40–14:05 | 大規模高周波電磁界解析のためのブロックマルチカラーオーダリングを用いた並列マルチグリッド法 美舩健 (京都大学大学院工学研究科) |
14:05–14:15 | 休憩 |
座長: 加藤 | |
14:15–14:40 | 準垂直衝撃波における電子の振る舞い 松清修一 (九州大学、総理工) |
14:40–15:05 | 宇宙プラズマ中の大規模渦中における混合過程: 完全粒子シミュレーション 中村琢磨 (JAXA) |
15:05–15:30 | Alfven 波と CIR の相互作用による magnetic decrease 構造形成のハイブリッドシミュレーション 坪内健 (情報通信研究機構) |
15:30–15:45 | 休憩 |
座長: 坪内 | |
15:45–16:10 | 三次元高速磁気再結合過程の磁気中性線の形成について 清水徹 (愛媛大学宇宙進化研究センター) |
16:10–16:35 | 航空宇宙用 MHD 発電機の 3 次元数値解析 石川本雄 (筑波大学) |
16:35–17:00 | Study of properties of whistler–mode chorus wave generation by electron hybrid simulations 加藤雄人 (東北大学大学院理学研究科) |
3月17日
- 2 次元 FDTD 法を用いた電離圏空間構造に関する研究
三宅壮聡 (富山県立大学) - 月面反射波を利用した月電離層探査に関する理論的検討
藤本貴政 (金沢大学) - 熱帯上部対流圏における準定在循環の構造
西憲敬 (京都大学大学院理学研究科) - 将来磁気圏衛星搭載用電界アンテナの波動受信特性評価に関する計算機実験
三宅洋平 (京大・RISH) - 電子ハイブリッドシミュレーションを用いた電離圏プラズマ中におけるインピーダンス計測結果の考察
鈴木朋憲 (東北大学) - 地球マグネトシースにおけるミラー不安定性とL モード電磁イオンサイクロトロン不安定性の競合関係
小路真史 (京大・RISH) - ミニ磁気圏計算のためのハイブリッドコード開発
中村雅夫 (大阪府立大学) - 磁気プラズマセイルの性能評価にむけたハイブリッド粒子シミュレーション
梶村好宏 (京大・RISH) - 水素 MPD 推進機のモデリングと電磁流体解析
佐藤博紀 (総合研究大学院大学) - 太陽および天体の電磁流体力学現象の解明
浅野栄治 (京都大学大学院理学研究科) - 連結階層シミュレーションによる衝撃波イオン加速の解析
杉山徹 (地球シミュレータセンター) - コーラスによる磁気圏電子の非線形散乱に関する粒子シミュレーション
疋島充 (金沢大学) - A simulation study of mode conversion from UHR-mode waves to LO-mode waves in equatorial region
Kalaee, Mohammad Javad (東北大学) - 3D Electromagnetic Particle-In-Cell Simulations of a Magnetron Based on the Realistic Model
浦西洋輔 (京大・RISH)