第26回生存圏シンポジウム
木の文化と科学 V
—先人に学ぶ木の利用—
開催日時 | 2006/02/11(土) 13:30–17:20 - 2006/02/12(日) 9:30–15:00 |
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開催場所 | 京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホール I |
所内担当者 | 伊東隆夫 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野) |
関連ミッション |
ミッション 1 (環境計測・地球再生) ミッション 4 (循環型資源・材料開発) |
関連分野 | 考古学、史学。 |
目的・内容
遺跡木材の同定に関する自然科学的な手法と、考古学的立場からの木材遺物の重要性の討論を通して、文理融合的な遺跡木材科学を立ち上げる。
プログラム
2月11日 遺跡の木材を総合学で研究する
13:30 | 挨拶 川井秀一 (京都大学生存圏研究所長) |
13:35 | 「木の文化と遺跡の木材」 伊東隆夫 (京都大学生存圏研究所) |
14:10 | 「木製品と木造施設」 山田昌久 (首都大学東京) |
14:45 | 「遺跡出土木材の年輪から年代を読む」 光谷拓実 (奈良文化財研究所) |
15:20 | 休憩 |
15:35 | 「森林植生と木材利用」 能城修一 (森林総合研究所) |
16:10 | 「森林生態と民俗植物学」 湯本貴和 (総合地球環境学研究所) |
16:45 | 「出土木材の保存技術」 中川正人 (滋賀県文化財保護協会) |
17:20 | 閉会 伊東隆夫 |
2月12日 考古学から分かった木の利用史
9:30 | 縄文時代の木の利用: 福井県鳥浜貝塚 網谷克彦 (敦賀短期大学) |
10:05 | 「弥生時代の木の利用: 岡山県南方遺跡」 扇崎由 (岡山市教育委員会) |
10:40 | 休憩 |
10:50 | 「古墳時代の木の利用: 木製威儀具の時代」 鈴木裕明 (橿原考古学研究所) |
11:25 | 「古代の木の利用: 兵庫県袴狭遺跡を中心に」 藤田淳 (兵庫県教育委員会) |
12:00 | 昼休み |
13:20 | 「中世から近世へ: 愛知県における井戸材」 鈴木正貴 (愛知県埋蔵文化財センター) |
13:55 | 総合討論 |
15:00 | 閉会 伊東隆夫 |
ポスター PDF ファイル (5 528 869 バイト) ポスター制作: Mechtild Mertz |