第321回定例オープンセミナー
データの可能性を拓くモデルアプローチ:
多種広域でのレッドリスト種の絶滅リスク評価に向けて
開催日時 | 2024/12/25(水曜日) |
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発表者 | 松葉 史紗子(京都大学生存圏研究所・特定講師) |
関連ミッション |
ミッション4 循環材料・環境共生システム |
Keyword | レッドリスト種、絶滅リスク、統計モデリング |
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要旨

気候変動や土地被覆の変化といった環境変動がレッドリスト種の絶滅リスクに与える影響が懸念されています。しかしながら、レッドリストデータは様々な制約があるために、環境要因と紐づけた統計モデルの構築、ひいては絶滅リスクの推定にはしばしば困難が生じていました。例えば、レッドリスト種のデータには、小さな個体群サイズや分布域を持つために、サンプル数が極端に少ない種が含まれることがあります。また、広域でのモニタリングで連続データを取得することにはコストがかかるため、不連続データであることも珍しくありません。本セミナーでは、そうしたレッドリストデータに特徴的な、多種少数サンプルやデータの不連続性の課題を克服する統計的なアプローチを紹介します。
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2024年11月9日作成