MUレーダー超多チャンネル受信システム



MUレーダー超多チャンネル受信システム(以下、新システム)の制御用計算機は mu9.rish.kyoto-u.ac.jp(133.3.62.9)です。
観測開始は、~/Observe ディレクトリにおいて
  observe パラメータファイル名
です(.dat は付けても付けなくても構いません)。 observe -help でオプションが表示されます。 パラメータファイルがカレントディレクトリにない場合は、 ~/Observe/Paramディレクトリに探しに行きます。
観測停止は Cntl-C です。

観測パラメータファイルのフォーマットに一部変更があります。 変換プログラムが ~/MUparam/conv_param/conv_param.pl にありますので、
  conv_param.pl 旧ファイル名 > 新ファイル のようにお使い下さい。
なお、旧システムのパラメータファイルは ~/MUparam/OldParam の下に コピーしてあります。 それを新システムに合うようにフォーマット変換したものを ~/MUparam/NewParam の下に置いています。

以下のコマンドでパラメータが設定範囲を越えていないかチェックすることが できます。
  checkparam パラメータファイル名

パラメータの設定範囲については インタフェース規定 を御参照下さい。



観測データは、まず ~/Result/(最初のデータの時刻) ディレクトリに dataXX の ファイル名で記録されます。この時のエンディアンはリトルエンディアンです。

exbcntl プログラムによりデータがテープに記録されると同時に、 ~/data ディレクトリにも同じ内容のファイルが生成されます。 この時にビックエンディアンに変換されます。

パラメータファイルで rawdatastore を ON (1) にしておくと、 各チャンネルの複素時系列データ(生データ)が /muidata1/RawData が記録されます (リトルエンディアンです)。 また、COMBINE (2) にすると、チャンネル合成後の生データが記録されます。 生データはデータ量が非常に多いので、ディスクの残り容量に注意して下さい。 また、不要なデータは消去して下さい。 (このディレクトリのデータについては、容量が足りなくなった時には 連絡なく消去しますので、御了承下さい。)

参考: エンディアン変換のサンプルプログラム



~/Observe ディレクトリで
  qlgui
を実行すると、GUIのクイックルックプログラムが起動されます。

あるいは、データのあるディレクトリで、
  ql ファイル名
でも図面が表示されます。 オプションは ql --help で確認して下さい。

電離圏パワープロファイルのクイックルックは こちら



データフォーマット は基本的に 旧システムと同じですが、 ヘッダーフォーマット の601バイト目以降に 変更があります。
参考:
オリジナルデータ読み出しのサンプルプログラム (ReadMuData.tar.gz)
C用インクルードファイル (header.h)
Fortran用インクルードファイル (common_mu.h)
Rubyによるクイックルックプログラム (ql.rb)



観測上の問題があった時には、その時の状況をできるだけ詳しく mu@rish.kyoto-u.ac.jp まで報告して頂ければ幸いです。