電離圏パワープロファイル観測のクイックルックプログラムですが、mu6 で動く ものを作りました。お試し下さいませ。使い方は、旧システムの時と同じで、 qlpwr を実行してください(/home/muradar/binにあります)。ソースは、 /home/muradar/otsuka/pwr2-pgplot/ です(Fortranで書かれていて、pgplotを使って図を描いています)。 旧システムのXYGRAPHと違って、クイックルックの図は、画面に表示するか、 psファイルまたはgifファイルにするか、どれか一つしかできません。 ですので、qlpwrを実行する前に、以下のコマンドを実行して、どれか一つを 選択して下さい。 -- 画面に表示する時は、pgx -- psファイルとして保存する時は、pgcps -- gifファイルとして保存する時は、pggif を実行して下さい(デフォルトはpgxで、画面に表示されます)。一度、どれかの コマンドを実行すると、以降は同じところに出力されます。 コマンド pgx, pgcps, pggifは、環境変数を設定するaliasで、それぞれ alias pgx 'setenv PGPLOT_DEV /xserve' alias pgcps 'setenv PGPLOT_DEV /cps' alias pggif 'setenv PGPLOT_DEV /gif' のように .cshrcで設定しています。 以下は、qlpwr の説明です。 ========================================================== qlpwr [-f (filename)] [-N (number)] [-xmin (xmin)] [-xmax (xmax)] [-ymin (ymin)] [-ymax (ymax)] [-prf] オプションの説明 ● -h qlpwr の簡単な説明が出ます。 ● -f (filename) ファイル名(data???)を (filename) で指定します。 必ず指定して下さい。 ● -N (number) 平均するレコード数(ファイルの数)を指定します。 -f (filename) で与えたファイルから (number) 個の 平均を行います。平均できる最大のデータ数は、100。 ● -xmin (xmin) (xmin) でグラフの横軸の最小値を指定します。 指定しなければ、0 になります。 ● -xmax (xmax) (xmax) でグラフの横軸の最大値を与えます。 指定しなければ、データ最大値に合わせた適当な値になります。 低高度(200km以下)に非常に強いエコーがる場合にお使い下さい。 ● -ymin (ymin) (ymin) でグラフの縦軸の最小値を指定します。 ● -ymax (ymax) (ymax) でグラフの縦軸の最大値を指定します。 ● -prf エコパワーからノイズレベルを引き、 高度補正(レンジの2乗をかける)を行って、 電子密度プロファイルを表示します。 ========================================================== ------------------------------------------------------------------ 大塚 雄一 (Otsuka Yuichi) otsuka@stelab.nagoya-u.ac.jp