研究内容

イソプレンとモノテルペンの代謝工学

 イソプレンは生長の早い樹木等の葉から年間5億トンも放出されています。その生合成遺伝子を発現させることで、植物は高温耐性を獲得します。温暖化を続ける地球で、高温に適応する植物の開発をめざしています。 イソプレン合成酵素IspSをシロイヌナズナで過剰発現させると(図の形質転換体)、60℃2時間半という高温処理に耐えることができます。